坪田 珠里 TSUBOTA Juli
- 専門分野
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日本語教育 / 日本語教育史 / 広報文化外交
- 所属
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- 共通教育機構
経歴・業績
京都外国語大学大学院博士後期課程修了、博士(言語文化学)。外務省、日本学術振興会特別研究員(DC)、関西大学留学生別科特任常勤講師等を経て、現職。2017年度『日本語教育』論文賞受賞。主な研究テーマは、日本語話者のライフストーリーとキャリアの中での日本語の意味づけ、日本語教育史、海外における日本語教育政策。主な研究フィールドはベトナム。
メッセージ
世界には日本語を勉強している人たちがたくさんいますが、では海外の人たちは、なぜ日本語を学んでいるのでしょうか。それも、英語のような世界で広く通用する言語ではなく、日本語を・・・。これまで海外の国々は、それぞれの目的で日本語教育を行い、また一方で、日本はこれまで世界に日本語学習者を増やす政策を行ってきました。そのような海外の日本語教育の施策の歴史を振り返り、個人にとっての日本語学習や日本語使用の意味を探求することは、これからの日本語教育を良くするために必要なことです。私は日本語が、学ぶ人のいつもの生活を少しでも楽しくしたり、そして人と人をつなげることばであってほしいと願っています。高校生のみなさんにもぜひ、日本語を学ぶ方々の「日本語の学び」に思いを寄せていただければと思っています。