学びの特色(全学部共通科目) Features of Learning

ABOUT SEIKA

「表現で世界を変える人」を育てる4年間の学び

4年間をかけて専門分野を学び、研究する。それが大学という場所です。京都精華大学では、一人ひとりが興味のある分野で個性を伸ばし、社会に新しい価値を創出する「表現」を生み出すための、専門性の高いカリキュラムが用意されています。
しかし、京都精華大学の学びはそれだけにとどまりません。学部専門教育科目(専門)の学びに加え、全学部共通教育科目(共通講義、副専攻、社会実践)という3つのカリキュラムを設けています。
 
それはなぜかというと、学びの中心となる「専門」を深めるためには、ものごとの成り立ちや、世の中にある多くの価値観を知り、視野を広げる必要があるからです。そして、視野を広げることこそが、新たな可能性を探るための力を与え、表現に厚みを生みます。
自分を取り巻く環境を深く理解し、世界を変えていく力。社会の仕組みや価値観が激しく変化する今という時代に強く求められているこの力が、本学独自のカリキュラム構成でやしなうことができるのです。

カリキュラムの構成

5学部1プログラムのすべての学生が履修する「全学共通教育科目」と、学部・学科ごとに編成された「学部専門教育科目」に分けて開設されています。

卒業に要する単位:124単位以上(学部専門教育科目:74単位以上/
全学部共通教育科目:50単位以上

専門教育

専門分野の知識や技術を修得する

大学での学びの中心となります。国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部の5学部で、専門分野の知識や技術を深めます。興味があるテーマを徹底的に追究することができる、専門性の高いカリキュラムを用意しています。

共通教育

共通講義(教養)

全学部生が受講する講義科目。人文科学、語学、自然科学などの基礎教養を身につけ、知の土台をつくります。専門性を伸ばす土台となる、思考の方法や広い視野を身につける科目を用意しています。
科目例:自由論、創造的思考法、現代社会の諸問題、美術史など

社会実践

企業等と連携した実践的な学びを通じて、社会の課題やニーズへの理解を深めます。
科目例:産学公連携課題解決型学修、インターンシップ、海外ショートプログラム

副専攻(マイナー制度)

所属学部以外の他学部の専門分野を副専攻にする学部型と、専門分野の学びを社会とつなげるための特色型の2種類があります。自分の専門とは異なる分野を学び、二つ目の新たな視点を獲得します。
科目例:デザイン史、マンガ概論、京都の伝統産業演習、マーケティング論など

約40年間にわたって続いてきた伝統産業カリキュラム

その他の特色

学修成果のフィードバック

本学では、講義科目、実習科目、演習科目などを通じて、レポート提出や作品制作を求め、課題ごとにプレゼンテーションを行っています。これらは、授業全体の成績評価の一部になります。プレゼンテーションの際は、担当教員や受講者同士による講評やアドバイスなどがあり、学習成果のフィードバックが行われています。
また、4年間の学修成果である卒業制作作品や卒業論文を展示する「卒業制作展」では、成績評価とは別に多くの学外からの観覧者があり、学外からフィードバックを受けることができる環境にあります。

学修ポートフォリオ

全在学生・教職員が使用するポータルサイトでは、ディプロマポリシーに対応した能力がどれだけ身についているかをレーダーチャート形式で確認できます。その他、これまでの単位修得状況や GPA の推移などをまとめて確認できます。

オフィスアワー

本学の専任教員に相談・質問がある場合は、オフィスアワーを利用することができます。オフィスアワーとは、指定された時間帯に、教員の研究室を訪れ、授業に関する質問や学生生活に関する相談などをすることができる制度です。