デザイン研究科 科目構成 Curriculum

(内容は2013年度のものです)

デザイン研究科の教育課程は「デザイン理論特講」「創造領域特講」からなる専門特講科目があり、
デザインの基礎や、クリエイターとしてのあり方を学びます。
さらにデザイン専攻の専門研究科目では「デザイン研究」を、
建築専攻の専門研究科目では「建築研究」「建築設計特講」など、
実践的応用力を養うカリキュラム構成となっています。

専門特講科目

デザイン理論特講

「現代におけるデザイン/工芸を考える」
デザイン/工芸が近現代の社会でどのような役割を果たしてきたのかについて、さまざまな角度から追究する。また、芸術やマンガなどの隣接諸文化(領域)との関わりがどのようなものであるかなど、多様な問題から近現代デザインの歴史や理論を考察する。

創造領域特講1

「ポストヒューマン映画論」
映画を中心とする物語ジャンルにおけるポストヒューマンな形象をたどっていくことで、20世紀を通じて人間という存在のあり方をめぐる創造力がどのように変遷してきたのかを考察する。

創造領域特講2

「現代の若者が直面する『新しい社会リスク』とは何か?」
格差社会、分極化される若者(ユース・ディバイド)という事態にわれわれはどう対処すべきなのか。実社会でトランジションの諸困難に直面しているこの事態について考察する。

創造領域特講4

「表現をビジネス展開するためのプロデュース・マネジメント論」
第一線で活躍する現役プロデューサーをゲスト講師に招き、講義とワークショップを通して、さまざまなメディア、コンテンツ制作におけるビジネス展開のアプローチ、企画立案、プレゼンテーション、マネジメントなどの方法論を学ぶ。

専門研究科目 デザイン専攻

<ビジュアルデザイン>

デザイン研究1・2

「自己発信することをプランして実行する」
各自の研究テーマを進めるにあたり、実社会で活用できるデザインを行うために、情報がどのように伝達するかを意識し、自己発信を行う。また、修士研究制作を行うのに必要となる素材や技法研究をどう記録するかを検討し、情報収集能力を高めていく。

デザイン研究3・4

「修士研究制作の展開と論理の整備」
研究制作テーマに対し、指導教員とのミーティングを通して、テーマの歴史的、社会的妥当性を整理し、資料調査、素材や技法について確立する。

<プロダクトデザイン>

デザイン研究1・2

「研究レベルでの実践デザインの習得」
デザインのあらゆる可能性を探るための「新しい発想手法」の獲得を目指す。従来の発想に捉われず、哲学、自然科学といった多様な学問を参考にし、研究レベルでの新たな発想、思考を手に入れる。

デザイン研究3・4

「修士制作作品のプランニング、完成」
「デザイン研究3」では、後期制作の具体化に向けて、ベース研究を完成させる。「デザイン研究4」では、構想の明確化と提案デザインの完成度を高めることも目標とする。

<デザイン理論>

デザイン研究1・2

「修士論文に向けて」〈1〉〈2〉
修士論文執筆に向けた基礎段階として、論文の書き方、資料調査の仕方を指導し、デザイン研究に関わる基礎的理論文献の講読などを行う。

デザイン研究3・4

「修士論文の執筆」
「デザイン研究3」では、修士論文に向けて研究テーマの決定、資料・文献などの本格的な調査、論文の構想を練る。「デザイン研究4」では修士論文を実際に執筆する。

専門研究科目 建築専攻

建築研究1

「住宅設計」
住宅などの小規模なプロジェクトを通し、クライアントの要望から設計、設計図書の作成、見積書精査、現場監理まで、建築実現のプロセスに参加する。

建築研究2・3

「現代建築の課題と解決」
建築家を創造的な芸術家であると同時に社会的責任を負わなければならない存在として捉え、いかに責任を取り得る作品をつくり出せるかを研究する。

建築研究4

「修士設計の実行と論理の整備」
現実に対応するべき修士設計を進めると同時に、その背後の論理を論文として執筆する。

建築設計特講

「イメージから建築へ」
建築の理念が社会的資産としての責任に転換されるプロセスを実証的に検討する。その過程で、実施設計の詳細を学ぶ。

先端建築技術特講

「コンピューターと建築」
様々なソフトを修得し、コンピュータと建築技術についての分析や、コンピュータが可能にしている建築技術を実践的に学ぶ。

建築構造演習

「意匠設計実務者に必要な思考・センスを養う」
意匠実務者として最低限に修得しておくべき構造的思考・センスを養うことを第一の目標とし、一級建築士試験の基礎知識や考え方を学ぶ。

建築設備演習

「建築設備と建築デザイン」
最新の建築環境・設備技術の実例を通して、人間にとって快適で、かつ地球環境にも適合する建築空間を設計する能力を身につける。

建築設計監理演習

「実務における建築監理」
建築設計監理業務の実践的な講義と、実際に現場に立ち会い、設計者と工事関係者との対話を通して、建築設計における現場監理について学ぶ。