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人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコによる「毎日小学生新聞」連載コラムの、第21回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第21回目が、12月10日(日)に発行された毎日新聞社「毎日小学生新聞」の一面に掲載されました。
 
連載21回目のタイトルは、「平和な世界は」。
サコは、世界各国で起きている対立や紛争など、戦いや奪い合いが絶えず分断が続いている不安定な状況を例にあげ、「世界人権宣言」に込められた「自由権」が奪われていることを危惧。「戦争のない社会を築くことは難しいかもしれない」としながら、異なる価値観を認めて共存し、相手と対話をしながら一緒に社会課題に取り組むことで、「自分が望む社会を目指すことはできる」と述べ、他国で起きている戦争を“自分には関係ない”で済まさず、自分が求める社会を考えることも重要だと語りました。
今回の連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース4年生の安田笑瑚さんが担当しています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
 
ウスビ・サコの連載は、毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ続けてお読みください。

ウスビ・サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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