研究活動

教員・卒業生ら大学有志が取り組む「枯木又プロジェクト」が国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2024」に出品 廃校となった小学校を拠点にアートプロジェクトを展開

教員・卒業生ら大学有志が取り組むアートプロジェクト「枯木又プロジェクト」が、新潟県越後妻有地域の自然の中で3年に1度開催される世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2024」に出品します。
 
「枯木又プロジェクト」は、芸術学部立体造形専攻教員の吉野央子を中心に京都精華大学有志らが取り組んでいるもので、2007年に廃校となった中条小学校枯木又分校を拠点に、2009年から継続的に芸術祭に参加しながら作品展開を続けているアートプロジェクトです。
今回は、校庭に円形の車田を作り、住民の協力のもと稲を育てる内田晴之、集落の営みを象徴する大きな彫刻を展示する吉野のほか、鉛筆で塗りつぶした新聞紙を繋げて「宇宙」を創出する金沢寿美、新潟で採取した石灰岩を用いて土地の風景を石板画で表現する衣川恭典、マンガの技法と「場」の記憶を活かしたインスタレーションを展開するLiisaの5名が参加。キュレーターとして活躍する芸術学部教員で、京都精華大学副学長の吉岡恵美子が企画・コーディネーションを務めています。ぜひご高覧ください。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2024
「枯木又プロジェクト」

公開期間:2024年7月13日(土)~11月10日(日)
      ※祝日を除く火・水曜日定休日
時間:10:00〜17:00(10・11月は16:00まで)
場所:新潟県十日町市中条東枯木又(旧枯木又分校)
料金:個別鑑賞券600円(小中学生 300円)
   ※芸術祭の各作品を1回鑑賞できるパスポートは、
    一般前売3,500円、会期中は一般4,500円。
出展作家
・吉野 央子(芸術学部立体造形専攻教員)
・内田 晴之(芸術学部立体造形専攻 元教員)
・金沢 寿美(芸術学部洋画コース 卒業 / 芸術研究科博士前期課程修了)
・衣川 恭典(芸術学部版画コース 卒業 / 芸術研究科博士前期課程修了)
・Liisa(マンガ学部ストーリーマンガコース 卒業)
企画:吉岡恵美子(芸術学部教員)
 
特設ページ枯木又プロジェクト(「大地の芸術祭」公式サイト)

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京都精華大学 広報グループ

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