受賞・出版等

平成29年度 京都市芸術振興賞を学長の竹宮惠子が受賞

京都市において、文化芸術の創造に係る活動を行うものの育成および支援に功績があった人に贈られる「平成29年度 京都市芸術振興賞」を、本学学長の竹宮惠子が受賞しました。
受賞について竹宮惠子が以下のコメントをよせました。
 
「京都市からの賞ということで驚きました。マンガを通じて京都に恩返しが出来るよう これからも頑張ります。本学が運営する京都国際マンガミュージアムは、京都市のアピールもあって外国 からのお客様が増えています。いまや世界のものになったマンガを、これからも末長く発信していけるよう、精進したいと思います」。
 
同賞においては本学名誉教授のヨシトミヤスオ氏(平成3年、漫画)、同じく名誉教授の麻田脩二氏(平成23年、染色)が受賞しています。本学は今年で創立50周年を迎えますが、教育研究活動を通じて社会に貢献できるよう、より一層努力していきます。
竹宮惠子(学長、マンガ家)
竹宮惠子(学長、マンガ家)
1950年徳島県生まれ。67年『COM』(虫プロ商事)に「ここのつの友情」を投稿し、月例新人賞に佳作入選。68年、『週刊マーガレット』(集英社)の新人賞に佳作入選した「リンゴの罪」でデビュー。代表作「風と木の詩」「地球へ...」で小学館漫画賞受賞。両作品は共にアニメ化されている。また、少女マンガだけでなく少年マンガや企業マンガなど様々なジャンルで活躍。文章では理解しにくい情報をマンガで描く「機能マンガ」や、後世に伝えるために史料性の高い極めて原画に近い複製を制作するプロジェクト「原画ダッシュ」の活動などを行っている。2014年紫綬褒章受章。内閣官房知的財産戦略本部員、中央教育審議会委員。2000年に本学教員となり、2008年マンガ学部長、2014年学長に就任。

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