四条烏丸にある学外ギャラリー「kara-S」で、ポピュラーカルチャー学部ファッションコース2年生が、ファッションデザインの授業成果発表展「STYLES」を開催しました。
この授業の目的は、学生ひとりひとりが自分のスタイルを追究すること。リサーチと制作をとおして、「つくりたいイメージ」をかたちにする力を身につけます。まずは自身のスタイルに繋がる20世紀の古典的な作品を見つけ、全体のシルエットや細かい部分のテクニックを研究し、服づくりを行っていきます。
あわせてイメージパネルの制作もします。モデルの依頼から学内スタジオでの撮影まで、すべてひとりで行います。つくった服をどう見せるか、そのための考え方や技術を実践を通して身につけていきます。
今回の授業は、「自分はどんなものが好きで、どんな人に向けて、どのような服をつくっていきたいのか」を発見し、自分自身の服づくりの原点を探るきっかけになったのではないでしょうか。
ファッションコースでは、「つくる」こととあわせて、展覧会やイベント、冊子づくりなど、誰かに「届ける」ための技術や考え方をみがくことを大事にしています。
コースの学びについて深く知りたい方は、ぜひ、9月30日のオープンキャンパスへお越しください。体験プログラムのほか、教員への個別相談や施設見学も行っています。