教員からメッセージ

合格おめでとうございます。
2024年4月に新入生のみなさんにお会いできることを、教職員・在学生一同心待ちにしています。
このページでは、本学教員からの歓迎のメッセージを公開します。

わたしたち京都精華大学の入学試験に合格され、おめでとうございます。
教職員、在学生を代表してみなさんをこころより歓迎いたします。
 
京都精華大学は大学のもっとも重要な「たからもの」を持っています。それは学生や教職員の多様性と、それら大学を構成する人びとの間の交流です。みなさんがこれまで過ごしてきた教育制度の中ではおそらく経験したことのないような、バラエティに富んだ同級生、先輩たち、そしてユニークな経歴と実績を持った教員、職員たちと出会うことになります。
これからの大学生活の中で出会う同級生や先輩たちは、さまざまな形で自らを表現しています。その表現からみなさんは刺激を受け、いろいろな発見に驚くこともあるでしょう。またみなさん自身も、自己の表現を通じて、他の人に感銘を与えることになるでしょう。そのような表現の交流の中で、自分一人の力では到達できないような高みにのぼることができるはずです。
また、本学が立地する京都は、長い歴史を背景として多様で奥の深い文化を持っています。キャンパスでの勉学や実習だけではなく、京都の伝統芸能や伝統工芸に触れる機会も数多くあります。それらの機会を利用して、京都という日本の古都で大学生活を送ることの贅沢さを体験されることも期待しています。
 
本学の初代学長は、「大学は学問と教育と深い友情とを発見する場所である。」という言葉を残しています。みなさんが京都精華大学で「学問と教育と深い友情とを発見する」ことができますように、教職員一同願っています。
 
京都精華大学 学長
澤田 昌人

国際文化学部

合格おめでとうございます。皆さんの努力に改めて敬意を表します。
私たちは日々他者と出会います。その出会いの中で私たちは他者を理解し、自らを理解します。その営みは私たちに新たな可能性をもたらすでしょう。100年前の社会では、出会う可能性のある他者は限られていました。しかし私たちは現在、地球の裏側に住む人々と、いとも簡単に「出会う」ことができます。
これからの世界を生きる皆さんには、他者を想像し、理解し、その経験を通して自己理解をもまた深める「新たな」力が必要です。その力は「まったき他者」と出会い、とまどい、思考する中で獲得されます。
国際文化学部は皆さんの葛藤を受け止める、いわば大きな器です。自由に、そして丁寧に自らの学びを深めてほしいと思います。
 
国際文化学部 学部長
山田 創平

メディア表現学部

合格おめでとうございます!
2021年に新たにスタートしたメディア表現学部の第4期生として皆さんを迎えることを本当にうれしく思います。これでメディア表現学部も1年生から4年生まで、全ての学年が揃いました。心強い先輩がたくさんいると思いますので、どんどん交流するようにしていってください。
これからはIoTやAIで「あらゆるものがメディアになる」時代。メディアやコンテンツはもちろん、一人一人の生き方から社会の在り方まで、すべてのことが大きく変わり、様々な分野で「新しい価値を生み出す」ことが求められるようになるでしょう。最新のエンタテインメントづくりから、人口減少や格差是正といった重たい社会課題の解決まで、テクノロジーとメディアの力で、社会にどんどん働きかけていきましょう!
新しい学部であるメディア表現学部を、皆さんと一緒に創っていければと思います。よろしくお願いします! 

メディア表現学部 学部長
吉川 昌孝

芸術学部

みなさん、合格おめでとうございます。
現在、芸術が持つ表現の力は様々な分野に求められています。その根底にあるのは、表現を可能にする自由な発想する力、創造する力です。
キャンパスには自然がたくさんあり、四季の変化を日々感じられ、1日の中にも思わず目に飛び込んでくる、感動の光景を見る事もしばしばです。このような環境豊かな中、芸術学部で多くのことを発見し感動し、自分の表現とは何か、「作ること」「考えること」を通じて、新しい表現の可能性を追求してくれる事を願います。
同じ夢を持つクラスメイトはもちろん、大学での多くの交流は一人では出来ない大きな可能性を秘めた魅力です。
皆さんと会える日を心待ちにしています。充実した時間を一緒に進めて行きましょう。
 
芸術学部 学部長
北野 裕之

デザイン学部

合格おめでとうございます。合格通知を目にして本当に嬉しい時だと思います。それはあなたが頑張った証です。その感動を忘れないでください。
しかしながら、入学することが目的ではないはずです。入学後にはどんなスキルを身につけて、そのスキルを活かして何を制作するのか具体的な目標を持ってください。
あ、でも、それを見つけるための大学の4年間でもあるので心配はいりません。伝えたかったのは「想像することで、行動につながる」と言うことです。想像力は人に備わった偉大な力です。想像力をフルに活かし、自発的に行動してあらゆる物事にチャレンジしてください。そして、あなただけの表現を見つけ出してください。期待しています。
 
デザイン学部 学部長
森原 規行

マンガ学部

合格おめでとうございます。
世界で唯一のマンガの学部で学べる期待に胸がふくらむことでしょう。マンガの学部では、ポピュラーカルチャーをけん引する、エンターテイメントを追求する、業界・社会・世界の三つの「カイ」とつながることをモットーに、日本全国、世界各国から集まった学生たちが日々励んでいます。日本のマンガ・アニメ文化が世界へ飛び立って、今度は世界からさまざまなエネルギーが日本へ還流してきています。千年の古都である京都は、世界中の人々から最も行きたい場所に選ばれています。ここ、京都精華大学で私たちとともに、新しい可能性に挑戦してみてください。
 
マンガ学部 学部長
姜竣(かん・じゅん)