学長からメッセージ

合格おめでとうございます。
2027年4月に新入生のみなさんにお会いできることを、教職員・在学生一同心待ちにしています。

京都精華大学の入学試験に合格されたみなさん、誠におめでとうございます。

弛まない努力が実を結び、本学のあらたな一員となられた皆さんを、心から歓迎いたします。また、今日まで、心強い支えとなってくださった保護者の皆様にも、深い敬意とともにお喜びを申し上げます。
 
京都精華大学が開学した1960年代の後半は、ベトナム反戦の市民運動や水俣病闘争の住民運動、全国的な大学闘争など、社会に対する問いが噴出した時代でした。日本の大学は、1965年に学生数が初めて100万人を越え、教育の内容が多様化していきましたが、キャンパスは、学びの場でありながら、燃え上がるような情熱を放つ学生運動の舞台にもなりました。またそこは、様々なサークル活動や青年文化が、時代の空気を吸収しながら、創造的に展開していく場でもありました。
 
京都精華大学が校章も校歌も正門も持たないのは、そうした時代のただ中で「自由自治」という理念を掲げて開学したからです。京都精華大は人間を型に嵌めるべからず、形には拘らないという拘りがあります。その校風は今にも受け継がれ、新入生にアンケートで本学のイメージを聞くと、留学生、個性的、多様性、尊重、グローバルと並んで、「自由」を挙げる者が多いのです。
 
このような自由の気風を持つ京都精華大学において、人生の輝かしい時間をかけて学びたいと集ったみなさんを、教職員一同、たいへん誇りに思います。そして、ともに歩んでいく喜びとその責任を強く感じているところです。
 
みなさんはこれから、大学という専門性の高い学び舎で、自らの課題と問題意識を見定め、広い知識と確かな技術を身につけいきます。そして新しい時代を拓く知性と人間性を兼ね備えたひとり一人へと成長してほしいと心から願っております。
 
本学は、皆さんが抱くそれぞれの夢の翼を思いきり広げられるよう、最高の教育環境を備えております。また、多様な知識と経験を持つ教職員が、惜しみないサポートをいたします。どんなときもみなさんが安心して学べるよう、努めてまいります。
 
最後に、京都精華大学の歴史の上に、皆さんの輝かしい未来を共に刻んでいけることに感謝して、お祝いの言葉といたします。
 
京都精華大学 学長
姜 竣