留学生と日本人学生が共に暮らし、多文化を学ぶ。
国際学生寮・修交館について
本学は2017年3月に、キャンパスから徒歩10分の立地に国際学生寮を開設しました。この学生寮は、留学生と日本人学生がともに生活し、交流を通して国際感覚を磨き、さまざまな価値観に触れて多文化を学ぶ実践的な教育の場です。
留学生と国内学生※1が共同生活し、交流を通して国際感覚を磨くとともに、さまざまな価値観に触れて多文化を学ぶ、実践的な教育の場です。居室は原則として留学生と国内学生の2人1部屋※2とし、寮内にはレジデント・アシスタント(RA)として上級生が居住し、皆さんの寮生活をサポートします。教育プログラムや各種交流イベントなどプログラムを展開します。
※1 日本国籍を有する者、永住者、特別永住者、日本人(永住者・特別永住者)の配偶者・子
※2 その年の入寮状況で留学生同士、もしくは国内学生同士の2人1部屋となる可能性があります
国際教育寮の目標

- 多様な価値観を受け入れ、異なる文化を持つ人々と共生することができること
- 自らの持つ文化的背景を再認識することによる自己アイデンティティの確立
- 自らの考えや意見を発信し、主体的に行動することができること
国際学生寮・修交館の様子
居室
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ロフトベッド、机、椅子、収納、エアコン、照明、インターネット完備 -
居室廊下 -
ロフトベッド -
カードキー、インターホンを設置
共同設備
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キッチン・多目的ルーム -
洗面台 -
メールボックス -
ユニットバス -
洗濯・乾燥機 -
管理人室
レジデント・アシスタントについて
レジデント・アシスタント(RA)は寮生(学部1年生の留学生と国内学生)が日々寮生活を送るにあたり、共同生活をしながら支援する学部2年~4年生の学生リーダーの事です。RAは日々、国内外様々な人と関わることから、日本に居ながらにして国際感覚、語学力を磨くことができます。また、学生の間に社会感覚やリーダーシップを身に付けることができ、人間成長を図る機会にもなります。RAの募集については毎年11~12月頃にセイカ・ポータルでお知らせします。国際交流に興味のある方はぜひご応募ください。
2019年度レジデント・アシスタント 友重彩美さん(デザイン学部)

RAをしてみて良かったことは、視点が変化したことにより、物事を俯瞰して見ることが出来るようになったことです。自分だけで考え、先走って行動するのではなく、RAという立場では寮生の個性を把握し、1人ひとりに合わせながら対応していくという事が必要でした。私はデザイン学部に所属していますが、RAの業務もどの色なら合うのか?どのようにデザインすればより良くなるのか、その模索が難しかったです。また、皆から私は何色に見えているのか、不安でもありました。ただ不安や変化の中にも「楽しさ」はありました。その楽しさとはコミュニケーションを取ることです。RAの業務を通して出会った様々な人たちとの会話から得た刺激が沢山あります。そこで得た刺激や、体験は自分の糧になり、今後の大学生活にも活かしていけると考えています。未来のRAの方々には自分の個性を出しつつ、楽しみながら、新たな寮のカタチを作っていってほしいです。
2019年度 寮生 ユリウス・ミコラさん(フィンランド、トゥルクアーツアカデミー交換留学生)

初めて来日し、京都に到着した時にはとても不安でしたが、寮内外での生活に慣れるため、RAや他の寮生は様々な事を分かりやすく教えてくれ、私にとってそれが大きな助けになりました。私のような人見知りをする人間にとって、RAによっておこなわれる寮の定例ミーティング、様々な催しやパーティーは他の寮生と仲良くなるにも、また日本語を勉強するにも役立ちました。共に暮らす日本学生の生活習慣や学習内容に自らや自国との共通点を見出すほか、彼らの興味や展望などを知ることもとても楽しい経験になりました。
京都精華大学での時間は、RAやほか寮生が私の京都生活の始まりを助けてくれた事への感謝と共に今後、私の大切な思い出の一つとなっていくでしょう。
京都精華大学「国際学生寮・修交館」概要
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場所 |
京都市左京区岩倉幡枝町(大学から徒歩10分) |
部屋数 |
35室(留学生と日本人の2人部屋) |
対象者 |
学部1年次生(日本人学生、留学生)、海外協定校からの交換留学生 |
入寮期間 |
1年間 |
入寮費 |
10,000円 |
寮費 |
30,000円/月 |
共益費 |
5,000円/月 |
火災保険料 |
約5,000円/年 ※国内学生のみ(留学生は入学時に別途留学生保険に加入するため不要です) |
※ 申し込み方法は対象となる入学予定者の方にご案内します