陳 龑 CHEN Yan

専門分野

「動漫」概念史 / アニメーション史 / IPビジネス / キャラクタービジネス

所属
  • マンガ学部 マンガ学科 キャラクターデザインコース

経歴・業績

北京生まれ。幼い頃から日中両国の優れたアニメ・マンガをみて育ってきた。2010年北京大学新聞与伝播学院(ジャーナリズムとコミュニケーション)広告専攻を卒業。大学一年生から「眼児」というペンネームで大学生活を描いたイラストエッセイを学校の掲示板とブログで連載後、単著として出版し(当時19歳)、人気を博して受賞多数。在学中、イラストレーター、モデル、ライター、コスプレイヤーとして活動し、卒業後の2010年に来日。中国アニメーション史、日中アニメーション交流史、「動漫(アニメ・マンガ)」および「IP」概念の発生などテーマを中心に研究活動を行い、2013年東京大学大学院総合文化研究科にて修士号取得、2020年3月博士課程単位取得満期退学。2014〜2016年日本学術振興会特別研究員(DC2)。
研究の傍ら、2012〜2014年の三年間、朝日新聞社国際本部中国語チームでコラム「二次元」を執筆し、中国語圏向けに日本アニメ・マンガ文化に関する情報を発信。また、2015〜2017年日中アニメーション交流史をテーマとしたドキュメンタリーシリーズの企画・制作を手掛ける。なお、来日以来、中国コンテンツ会社の日本窓口としてライセンス貿易、キャラクタービジネス、日中合作アニメなどに関与。2022年8月から、創始者兼取締役としてAnimore株式会社を立ち上げた。
現在、「動漫」、「IP」領域の研究者・マルチクリエーター・プロデューサー・中国系コンテンツ会社IP戦略担当として活躍中。

メッセージ

「アニメ・マンガ好き→日本文化に興味を持ち始め→日本で生活してみたい→日本留学→日中両国でアニメ・マンガ研究・仕事」
このような道を辿ってきた私ですが、アニメ・マンガの「愛好者」から、「創作者」になり、その後、「研究者」とその産業の「実践者」にもなったんです。このような人生を過ごしているすべての心得をみんなにシェアしていきたいです。好きなものと共に成長してみませんか?
 

作品・著書・研究活動など