小泉 真理子 KOIZUMI Mariko

専門分野

コンテンツ・ビジネス / 文化経済学

所属
  • マンガ学部 共通教員
  • 大学院 マンガ研究科
  • 全学研究機構 国際マンガ研究センター長

経歴・業績

専門は文化経済学。東京大学大学院博士後期課程修了(博士(環境学))。三菱商事株式会社にてメディアのビジネス企画、慶應義塾大学にてポップカルチャー研究に従事した後、現職。カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員等を歴任。著書(共著)に"Video Games in East Asia"、『映像コンテンツ産業とフィルム政策』、"Culture Web"、著書(監修)に『アニメーター労働白書2009』等。

 
Graduated from the University of Tokyo with a Ph.D. in media environmental studies. Has worked for Mitsubishi Corporation as main career track in new business development, Keio University as research associate in media business and University of California, San Diego as visiting scholar. Wrote “Video Games in East Asia(Coauthor),”“The Film Content Industry and Film Policy (Coauthor),” “Culture Web (Coauthor),” and “White Paper on Animators’ Labor Conditions 2009 (Supervising editor and coauthor),” and others.

メッセージ

マンガやアニメーションをはじめとしたコンテンツは、制作するときに、読者に楽しんでもらうこと(作品)だけでなく、たくさん買って読んでもらうこと(商品)をも意識しています。つまりコンテンツは、作品としての文化的価値だけでなく商品としての経済的価値をも持っています。授業ではそんなコンテンツの経済的価値に焦点をあてて、作品としてだけでなくどうやったら商品として成り立つのかを考えていきます。コンテンツ・ビジネスの観点から、一つのことを色々な角度から捉える経験をすることで、知識だけでなく物事をどうやって捉えるかを、大学で身につけて、卒業後も成長し続けてほしいと願っています。

作品・著書・研究活動など