大谷 じろう OHTANI Jiro
- 専門分野
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オリジナルマンガ / 原作付きマンガ / 学習まんが / 実用漫画
- 所属
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- マンガ学部 マンガ学科 ストーリーマンガコース
- 大学院 マンガ研究科
経歴・業績
1971年、東京都生まれ。日本大学法学部政治経済学科卒業。サラリーマン生活を経て、99年に漫画アクション(双葉社)にて「拉麺バカ一代(原作・石神秀幸氏・連載17回)」でデビュー。01~03年、小学館・週刊ヤングサンデーにて「おかわり飯蔵(原作・魚柄仁之助氏。全11巻)」を連載。04~07年、同誌にてオリジナル作品「下北GLORYDAYS(全12巻)」を連載。「おかわり飯蔵」と「下北GLORYDAYS」はテレビ東京系にてテレビドラマ化。他、連載作品多数。また、小学館の学習まんがや実用漫画なども手掛ける。商業漫画制作の傍ら、15年より京都精華大学に非常勤講師として入職。23年より現職。
メッセージ
デビュー作はルポ漫画的なものでした。初の大型連載は料理もので、その次の連載はラブコメでした。作品の映像化を2度経験しました。その後の連載では、スポーツもの、お色気もの、サスペンス、SFなどを描きました。また、学習まんが、実用漫画なども描き、気がつけば多岐にわたって描いていました。それぞれジャンルは違っても、大切なのは「読者にわかりやすく伝える」ことです。読者に伝われば、漫画はコミュニケーションツールになります。エンターテイメントとして成立します。やりがいがあって面白くなります。そのためには、大学で自分の「売り」になるものを見つけ、育てましょう。好きこそものの上手なれ。本気で好きなことに打ち込んで、自分なりの立ち方で「人とつながれる表現者」になってほしいと思います。大学でお会いしましょう。