田村 有香 TAMURA Yuka
- 専門分野
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地域社会論 / 生活環境論
- 所属
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- 国際文化学部 人文学科 社会専攻
- 大学院 人文学研究科
経歴・業績
京都大学大学院理学研究科修士課程修了(テーマは地球温暖化)。佛教大学大学院社会学研究科修士課程修了(テーマは圃場や加工場で廃棄される野菜をシート化して有効利用する試み)。友人と共同経営の環境コンサルタント会社を経て、2000年から現職。趣味はフラメンコを踊ること。著書に『産直の足跡』(共著)、『百姓新時代』、マンガ『その服、もう捨てちゃうの』(共同監修)など。
メッセージ
右京区京北宇津地域は、京都市内から車で50分程度のところにある中山間地域で、過疎化、少子化、高齢化が進んでいますが、とても素敵なまちです。2013年に有志の学生たちとともに「京北宇津宝さがし会」を立ち上げ、大学生が地域に対してどのように役立つことができるか考えながら楽しく活動しています。学まちコラボ(大学地域連携創造・支援事業)の活動助成金を受けながら、夏祭り実行委員会への参加、子どもフェスタ(川遊び、鮎つかみ、物作りワークショップ)の開催、子ども写真教室の開催、地域案内看板のデザイン、作成、設置など、幅広い活動を行ってきました。また、廃校になった小学校に残っている貴重な資料の整理、データベース化、アーカイブ化にも取り組んでいます。また、個人的に取り組んでいるテーマとしての「世の中のごみの実態を知る」も進行中です。畑で出荷されずに廃棄される「未利用野菜」の実態を把握し、それをシート化するなど有効利用の方法を考えています。