富樫 佳織 TOGASHI Kaori
- 専門分野
-
ビジネスモデル / イノベーション・プロセス / マーケティング
- 所属
-
- メディア表現学部 メディア表現学科 メディアイノベーション専攻
- メディア表現学部 メディア表現学科 メディア情報専攻
経歴・業績
学習院大学法学部卒業。早稲田大学商学研究科修了(MBA)NHK(日本放送協会)、放送作家、WOWOWでのプロデューサーを経て現職。専門は、ビジネスモデル、イノベーション・プロセス、コンテンツビジネス、マーケティング。放送番組の受賞歴として『Blueman Group Connect to Japan』(WOWOW)での第40回国際エミー賞アート番組部門ファイナリスト、第2回衛星放送協会オリジナル番組アワード中継番組部門最優秀番組、映文連アワード2013「ソーシャルコミュニケーション部門」部門優秀賞、ほか。著書に『この一冊で全部わかる ビジネスモデル』(2020年、SBクリエイティブ)『文系学生のための企業研究』(2021年、中央経済社)『やわらかロジカルな話し方』(2017年、クロスメディア・パブリッシング)。
メッセージ
21世紀は、デジタル技術によってビジネスの構造が変化し続けています。みなさんもよく知っている「Netflix」や「Uber」「Spotify」といったサービスは、インターネットが存在しなければ成り立ちませんでした。技術だけではありません。デジタル時代のビジネスでは「他者とうまく協力していくこと」「顧客に共感して課題解決を行うこと」も重要となります。経営学は、企業がいかに生存するかを研究する学問です。21世紀以前は、「競争」をしていかに他者に勝つかが研究されてきましたが、2000年代に入り「共創」や「共生」といったテーマが注目されています。また研究領域ではありませんが、実務の世界では「ソーシャル・グッド」、ビジネスを通じて社会をよい方向に転換させていこうという概念も重要なテーマになっています。そして、新しいビジネスの創造が価値を生む時代に必要なのは、創造性です。デジタル社会におけるビジネスを探求することで、私たちが暮らす時代、世界の課題をいかに創造的に解決していけるかを一緒に学んでいきましょう。