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岡本清一記念講座「けれど、人間には仲間がいる。」

小説家として、ミュージシャンとして、マルチな才能で活躍をするいとうせいこう氏は近年、「国境なき医師団」を追ったルポの執筆に情熱を注いでいる。世界中の難民キャンプや自然災害の被災地で取材を重ねるいとうせいこう氏と、京都精華大学の国際化と研究活動のため年間10ヶ国以上を訪れるウスビ・サコが、現代のシビアな世界における「自由」そして「表現」の可能性について語る。

  • 日程

    2020年2月1日(土)

  • 時間

    14:00~15:30

  • 会場

    京都精華大学 友愛館 アゴラ
    ※大学に駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください
    ※地下鉄「国際会館」から大学まではスクールバスを運行しています
  • 予約

    不要

  • 料金

    無料

講師プロフィール
いとうせいこう
1961年生まれ、東京都出身。
1988年に小説『ノーライフ・キング』でデビュー。1999年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞、『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞受賞。近著に『「国境なき医師団」を見に行く』『小説禁止令に賛同する』『今夜、笑いの数を数えましょう』『「国境なき医師団」になろう!』などがある。みうらじゅんとは共作『見仏記』で新たな仏像の鑑賞を発信し、武道館を超満員にするほどの大人気イベント『ザ・スライドショー』をプロデュースする。音楽活動においてはロロロ(クチロロ)、レキシ、DUBFORCE、いとうせいこうis the poetで活動。テレビのレギュラー出演に『ビットワールド』(Eテレ)、『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日)、『新テレビ見仏記』(関西テレビ)などがある。

ウスビ・サコ
京都精華大学学長
マリ共和国で生まれ、中国・北京語言大学、南京東南大学を経て来日。2001年より本学教員。バンバラ語、英語、フランス語、中国語、関西弁を操るマルチリンガル。『空間人間学』をテーマに学生とともに、京都で各家庭の打ち水の範囲と近隣との友好度の関係を調査したり、マリの共同住居のライフスタイルを探るなど、国や地域によって異なる環境やコミュニティと空間のリアルな関係を研究。暮らしの身近な視点から、多様な価値観を認めあう社会のありかたを提唱している。

「岡本清一記念講座」について
岡本清一記念講座は、京都精華大学の初代学長である岡本清一の掲げた建学の理念を受け継ぎ、広く普及するために開設した講座です。教育理念「新しい人類史の展開に対して責任を負い、日本と世界に尽くそうとする人間の形成」を検証し、力強く継承することを目的としております。
過年度には小説家の高橋源一郎氏と社会学者の古市憲寿氏、作家の佐藤優氏、科学史研究者の山本義隆氏などをお招きしました。
 

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp

※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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