「京都の伝統美術工芸」講座では、京都の伝統美術・工芸に関する研究者や作家、職人、デザイナー等、毎回異なる分野の講師が、各々の専門テーマで講演を行います。この授業は公開講座として、広く市民の方々へ開かれた講座です。
日程
2018年4月11日(水) ~ 2019年1月23日(水)※詳しくは各プログラムをご参照ください。
時間
10:40 ~ 12:10会場
京都精華大学 黎明館1階 L-1012018年度 前期日程
日程 | 講座名 | 講師 |
---|---|---|
4月11日(水) | 都と香り | 畑正高 氏(香老舗松榮堂 主人) |
4月18日(水) | 伝統技術が支える表具と文化財 | 岡岩太郎 氏(株式会社岡墨光堂 代表取締役) |
4月25日(水) | 西陣織を超えて | 細尾真生 氏(株式会社細尾 代表取締役社長) |
5月2日(水) | 茶の湯釜の制作と鑑賞 | 大西清右衛門 氏 (千家十職釜師 十六代・大西清右衛門美術館館長) |
5月9日(水) | 世界の中の漆工芸 シャネルとのコラボレーション | 岡田紫峰(漆芸工房・漆芸修復所 紫雲 主宰) |
5月16日(水) | 次を継ぐ -産地でデザインを仕事にすること- | 新山直広 氏(TSUGI 代表) |
5月23日(水) | 茶筒を世界の日常に | 八木隆裕 氏(株式会社開化堂 取締役) |
5月30日(水) | 「藍の青」工芸からアートへ | 福本潮子 氏(藍染色作家) |
6月6日(水) | 京人形・作り伝えること | 面屋庄甫 氏(京人形司) |
6月13日(水) | 京都概論 | 佐藤敬二(本学教員) |
6月20日(水) | 祗園祭と渡来染織品について | 吉田孝次郎 氏(祗園祭山鉾連合会 顧問) |
6月27日(水) | 京菓子いろいろ | 山口富藏 氏(株式会社末富 取締役社長) |
7月4日(水) | 伝統工芸・伝統産業の現在地 | 永田宙郷 氏(株式会社イクス 代表) |
7月11日(水) | 現代に生きるふろしき | 山田悦子 氏( ふろしき製造卸 山田繊維株式会社 取締役 広報部 アートディレクター) |
7月25日(水) | 伝統産業とイノベーション ~伝統産業の展開と可能性~ | 米原有二(本学教員) |
2018年度 後期日程
日程 | 講座名 | 講師 |
---|---|---|
10月3日(水) | 伝統とは何か-竹久夢二、「工芸」のハイブリディズム(異種交配性) | 岩城見一 氏 (京都大学名誉教授・元京都国立近代美術館館長) |
10月10日(水) | 和のデザインと継承~京の友禅文様 | 小松正明 氏 (株式会社千總 製作本部デザイン室) |
10月17日(水) | ※休講 |
(染色家 重要無形文化財「友禅」保持者) |
10月24日(水) | 和紙について~製紙現場から | 林 伸次 氏 (黒谷和紙協同組合 紙漉職人) |
10月31日(水) | 伝統文化再生の産業化にむけて | 澤野道玄 氏 (株式会社さわの道玄 代表取締役社長) |
11月7日(水) | 京商家 杉本家に伝わる食のならわしと器 | 杉本節子 氏 (料理研究家・公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会常務理事兼事務局長) |
11月14日(水) | 「木桶」から見るアート・クラフト・デザインの関係 | 中川周士 氏(中川木工芸 比良工房 主宰) |
11月21日(水) | 輝けるきもの美 | 田畑喜八 氏 (社団法人日本染織作家協会理事長、日本伝統工芸士会会長) |
11月28日(水) | ギャラリートーク、2018年度『京都の伝統産業実習ガイダンス』 (履修希望の本学学生は出席のこと) |
佐藤敬二・河村源三・上野真知子・米原有二 (本学教員) |
12月5日(水) | 金箔の姿~西陣の金箔屋の仕事 | 野口 康 氏(箔屋野口 四代目当主) |
12月12日(水) | 仏像に聴く | 江里康慧 氏(平安仏所 仏師) |
12月19日(水) | 空間と生け花 | 笹岡隆甫 氏(未生流笹岡家元) |
12月26日(水) | 日本の伝統色と京都の風土 | 吉岡幸雄 氏(天然染料染織史家) |
1月9日(水) | 京唐紙について | 千田誠次 氏(株式会社唐長 十二代目当主) |
1月17日(木) | 友禅染~技術と造形的試行 | 森口邦彦 氏(染色家 重要無形文化財「友禅」保持者) ※通常と開講曜日が異なっていますのでご注意下さい。 |
1月23日(水) | これからの伝統工芸とデザイン | 金谷 勉 氏 (有限会社セメントプロデュースデザイン代表取締役・プロデューサー) |
2年次または3年次にこの講座を履修した学生は、3年次または4年次に学外で実践的な勉強をする「京都の伝統産業実習」を履修することができます。
長い歴史につちかわれた京都の伝統工芸を、伝統と革新が激しく交差する企業の現場で学びます。歴史的に蓄積された文化とその環境に直接触れる体験を通じて、伝統工芸や各産業への興味と理解を深めるとともに、この分野での創造的発展に貢献できる人材の育成を目指します。
長い歴史につちかわれた京都の伝統工芸を、伝統と革新が激しく交差する企業の現場で学びます。歴史的に蓄積された文化とその環境に直接触れる体験を通じて、伝統工芸や各産業への興味と理解を深めるとともに、この分野での創造的発展に貢献できる人材の育成を目指します。