2019年度卒業・修了生のみなさんへ 修了生代表の言葉

京都精華大学大学院 デザイン研究科 修士課程 修了
リュウ ショウウ

サコ学長、諸先生方並びに関係者の皆様、私たちは京都精華大学を卒業します。

2年前、桜満開の日に、夢と喜びを胸に、皆様と共に入学式を迎えました。二年間の修士課程のあいだ、先生方のもとで、自分の専門知識のみならず、いろんなことが勉強できて、また、たくさんの方と友達になり、温かいサポートを頂き、今、本当に感謝の気持ちで一杯です。
 
今朝大学に来る途中、この2年間、大学で過ごした日々のことが頭に浮かんできました。入学当初は日本語があまりできず、自分の考えを上手く伝えられなかった時、研究の方向に迷っていた時、進路が決められず焦り出した時、先生たちがいつも優しく聞いて下さって、たくさんのアドバイスと応援を下さったこと、先生と一緒に展覧会や広告会社の見学に楽しく参加したこと、研究発表準備と作品制作で夜遅くまで頑張ったこと、コンテストで失敗して悔しい思いをしたこと、今となっては楽しいことも苦しいことも全てかけがえのない嬉しい思い出となっています。
 
これから、私たちを待っているのはどんな世界なのかを考えるたび、本当のことを言うと不安もあります。しかし、冒険に出ると言う期待も抑えきれないほど湧いています。この間、学校生活で、身に付けた知識、頂いた温かい思いやりを武器と勇気にして、二年前よりもずっと大きな夢と喜びを胸に、道を開拓していきます。
 最後になりましたが、サコ学長をはじめ諸先生方、本当に大変お世話になりました。私たちは「初心」を忘れずに、旅立っていきます。京都精華大学は、日本の文化や芸術を世界に伝える大学としてますます発展していただきたく心よりお祈り致します。
 
在此,祝愿母校能够发展得越来越好,让世界上更多的人领略到日本文化艺术的魅力。
We hope Seika will flourish and let more people in the world appreciate the charm of Japanese culture and art.
 
大学院の修了生を代表し、心より感謝の言葉を申し上げ、答辞とさせて頂きます。 本当にありがとうございました。
 
京都精華大学大学院 デザイン研究科 修士課程 修了
リュウ ショウウ

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