本学の卒業生および教員の3組が、京都市が主催する「令和2年度京都市芸術新人賞及び京都市芸術振興賞」の「京都市芸術新人賞」を受賞しました。
本賞は、京都市出身者または京都市内において活発な文化芸術活動を行い、全国的にも評価を高め、将来を嘱望される方々に贈られるものです。過去には、「平成29年度 京都市芸術振興賞」にて、当時学長を務めた竹宮惠子らが受賞しています。
本賞は、京都市出身者または京都市内において活発な文化芸術活動を行い、全国的にも評価を高め、将来を嘱望される方々に贈られるものです。過去には、「平成29年度 京都市芸術振興賞」にて、当時学長を務めた竹宮惠子らが受賞しています。
受賞者一覧
くるり(岸田繁/ポピュラーカルチャー学部音楽コース教員)
功績
平成8年、立命館大学のサークル内で結成されたロックバンド。平成10年のメジャーデビュー以降、数多くのシングル、アルバムをリリースし、ライブツアーや大型ロックフェスにも多数出演するなど精力的に活動を続ける。現在、メンバーは、岸田繁氏、佐藤征史氏、ファンファン氏の3名。平成19年から「京都音楽博覧会」を主催し、梅小路公園という都市の中心部における音楽フェスティバルを定着させる。14回目となる今年は、新型コロナウイルス感染症の影響が広がる中、オンラインでの開催を試み、成功させた。また、岸田氏は京都精華大学特任准教授を務めるとともに、作曲した「交響曲第1番」「同第2番」が京都市交響楽団により披露されるなど、活動の場を広げている。
(京都市ウェブサイトより)
(京都市ウェブサイトより)
contact Gonzo -コンタクト ゴンゾ(デザイン学部卒業生)
功績
平成18年に塚原悠也氏と垣尾優氏により結成されたパフォーマンス集団。現メンバーは、塚原悠也氏、三ヶ尻敬悟氏、松見拓也氏(デザイン学部グラフィックデザインコース卒業生)、NAZE氏(デザイン学部イラストコース)の4人体制。「contact Gonzo」とは、70年代のゴンゾ・ジャーナリズムに由来し、身体を「接触」させる独自の方法論の名称である。まちなかや劇場などで即興的なパフォーマンスを繰り広げて、映像や写真作品を制作し、その記録映像を配信するなど、メディアを活用した活動を展開。他のアーティストとのコラボレーションも数多く、現代美術の分野でも注目されている。平成25年には、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にてパフォーマンスを発表、その他、多くの国際展や芸術祭に参加。メンバーの塚原氏は、令和元年から「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」の共同ディレクターに就任している。
谷澤 紗和子(芸術学部非常勤教員)
功績
京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程を修了。「妄想力の拡張」をテーマに、広大な妄想や想像力が解放されることをめざし、原始宗教や民話などの土着的な寓話などを参照しながら、陶・切り紙などを用いて巨大なインスタレーションや小さな人形などを制作している。
平成29年の東アジア文化都市「アジア回廊現代美術展」への出展のほか、多くの個展・グループ展に参加するなど、精力的に活動を続けている。
本賞の詳細は、京都市ウェブサイトをご確認ください。
本学では、これからも教育研究活動を通じて社会に貢献できるよう、より一層努力してまいります。
本学では、これからも教育研究活動を通じて社会に貢献できるよう、より一層努力してまいります。
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