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京都精華大学アセンブリーアワー講演会に、雲研究者の荒木健太郎や アーティストの村上 慧氏、経済思想家の斎藤幸平氏が登壇

京都精華大学では、1968年から行っている公開トークイベント「アセンブリーアワー講演会」を2021年度前期も開講します。あらゆるジャンルから一流のゲストを迎え、時代をつくる「生の声」にふれるイベントです。この度、2021年度前期のゲスト3名が決まりましたので、お知らせいたします。
アセンブリーアワー講演会は、在学生や教職員はもちろん、一般に広く公開する公開講座です。多くの方のご参加をお待ちしています。

アセンブリーアワー講演会 2021年度前期

● 6月17日(木) ゲスト:荒木健太郎(雲研究者)時間未定
● 7月1日(木) ゲスト:村上 慧(アーティスト)16:20~17:50
● 7月8日(木) ゲスト:斎藤幸平(経済思想家)16:20~17:50
すべてオンラインで開講(要予約・無料) 

6月17日(木) ゲスト:荒木健太郎(雲研究者)

雲研究者。気象庁気象研究所研究官。博士(学術)。1984年生まれ。茨城県出身。慶應義塾大学経済学部を経て気象庁気象大学校卒業。地方気象台で予報・観測業務に従事した後、現職に至る。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、豪雨・豪雪・竜巻などによる気象災害をもたらす雲の仕組み、雲の物理学の研究に取り組んでいる。著書に『雲を愛する技術』、『世界でいちばん素敵な雲の教室』、『雲の中では何が起こっているのか』、『せきらんうんのいっしょう』、『ろっかのきせつ』など、監修に映画『天気の子』(新海誠監督)、『天気と気象の教科書』(Newton別冊)、『気象のきほん』(Newtonライト)などがある。

7月1日(木) ゲスト:村上 慧(アーティスト)

1988年東京都生まれ。2014年より自作した発泡スチロール製の家に住む「移住を生活する」プロジェクトを開始。私(わたくし)と公(おおやけ)の関係に着目し、個人の生活が社会に与える影響を考察している。近年の主な展覧会に「移住を生活する」(金沢21世紀美術館)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.08」(高松市美術館)など。著書に『家をせおって歩く かんぜん版』(福音館書店、2019年)及び『家をせおって歩いた』(夕書房、2017年)がある。平成29年文化庁新進芸術家海外研修制度でスウェーデンに滞在。

7月8日(木) ゲスト:斎藤幸平(経済思想家)

大阪市立大学大学院経済学研究科准教授 1987年生まれ。専門は経済思想・社会思想。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。Karl Marx’s Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy (邦訳『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』堀之内出版)によって、権威あるドイッチャー記念賞を日本人初、歴代最年少で受賞。2020年、日本学術振興会賞。著書に『人新世の「資本論」』(集英社新書)、マルクス・ガブリエルらとの対談集『未来への大分岐』(編著・集英社新書)など。

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