2021年7月23日より全5回の日程で、現代アフリカに関する連続講座「アフリカでビジネスのシーズを育てる」を開講します。本講座では、今ビジネスの進出先としても、もっとも熱い注目を集めるアフリカについて、最新の情報を提供します。
本講座は2018年度から開講し、現代アフリカの文化や社会について多様な角度からご紹介してきました。多くの方に好評いただき、今年度で4度目の開講となります。
2021年度は、現代アフリカのビジネスについて、今一度正面から考えます。フェアトレードやBOPビジネスなど、貧困イメージを前提に語られることの多いアフリカ。そのイメージを取り払い、今後のビジネス面でどのような可能性を秘めているか、ナイジェリアやセネガルなど、現地でビジネスを行っているゲストと一緒に探ります。
本講座はどなたでもご視聴いただけます。ぜひご参加ください。
【現代アフリカ講座】アフリカでビジネスのシーズを育てる
日時:2021年7月23日、7月30日、8月6日、8月20日、9月10日(全5回)いずれも19:00~21:00
会場:オンラインのみで聴講が可能です。聴講には事前申込が必要です。
ナビゲーター:ウスビ・サコ (京都精華大学学長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長)
ナビゲーター:ウスビ・サコ (京都精華大学学長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長)
受講料:1000円/1回受講、4000円/全5回通し
申込方法:「Peatix」の本講座申込みページから(下記表をご参照ください)
主催:京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター
第1回 7/23 |
モザンビークでの10年とセネガル1年目~馬とデジタル化のクロスポイント 出演:合田真さん(㈱日本植物燃料CEO) <申込> |
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第2回 7/30 |
アンメットニーズを探し出せ!新興国におけるゼロからの商品開発(ナイジェリアの事例) 出演:小林健一さん(新興国食品開発コンサルタント/ゼロワンクエスト) <申込> |
第3回 8/6 |
アフリカで現地と共に産業を創るスタートアップ事業戦略 出演:佐藤弘一さん(㈱シュークルキューブジャポン代表取締役) <申込> |
第4回 8/20 |
日本および世界の国々のアフリカ進出状況 出演:梅本優香里さん(アフリカ・ビジネス・パートナーズ代表パートナー) <申込> |
第5回 9/10 |
アフリカビジネスの課題と可能性 出演:佐藤丈治さん(日本貿易振興機構) <申込> |
登壇者プロフィール
合田真さん(㈱日本植物燃料CEO)
1975年長崎生まれ。京都大学法学部を中退したのち、2000年に日本植物燃料株式会社を設立、アジア・アフリカを主なフィールドとして事業を展開している。2003年にはバイオ燃料の生産を開始。2012年モザンビークに現地法人ADMを設立、無電化村で「地産地消型の再生可能エネルギー、食糧生産およびICTを活用した金融サービス」を行う。2018年6月に単著『20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る』(日経BP)を出版した。
小林健一さん(新興国食品開発コンサルタント/ゼロワンクエスト)
東北大学農学部食糧化学科を卒業後、2020年まで31年間、味の素株式会社の食品開発に携わる。初めて海外赴任したペルー味の素社で、マーケティングとR&Dを担当、問題事業だった即席麺と風味調味料を全改定し黒字化、事業の柱に成長させる。2015年より取締役としてナイジェリアに赴任しR&D部門を設立、現地の食生活と味覚を体感する中で乾燥納豆が大きな役割をしていることを発見、発酵豆を主原料とした初の画期的な調味料を完成させ、現地で大好評を得る。
現在は、企業向の食品開発セミナーや、食品系を目指す学生へのセミナー、またアフリカ19カ国含む世界56カ国訪問の経験から、小学生から大学生までわかりやすい異文化理解セミナーを実施、好評を得ている。現在月刊誌中央公論で連載中の「地球行商人 味の素グリーンベレー」のモデルの一人でもある。特技はマジック。
現在は、企業向の食品開発セミナーや、食品系を目指す学生へのセミナー、またアフリカ19カ国含む世界56カ国訪問の経験から、小学生から大学生までわかりやすい異文化理解セミナーを実施、好評を得ている。現在月刊誌中央公論で連載中の「地球行商人 味の素グリーンベレー」のモデルの一人でもある。特技はマジック。
佐藤弘一さん(㈱シュークルキューブジャポン代表取締役)
フランス・日本・セネガルで起業、仏語圏でグローバルICT事業を営む。25歳の時、芸術を学びにフランスへ。学生、ワーホリを経てNTT Franceへ現地就職。2008年パリで独立。欧州・仏語圏アフリカで施工を行う中、西アフリカで事業する事を決意。2018年、EXIT戦略を持つ日本法人を創業し、地方村落に電気と通信を届けるTUMIQUI(ツミキ)Projectを開始。電気の無い診療所での出産で亡くなる多くの母子がいることに衝撃を覚え、セネガル保健省と連携しTUMIQUI Smart kitを診療所10箇所へ導入し、安全な出産・診療が可能となり高い評価を得る。2020年セネガル法人設立。民間主導による現地生産保守Made with Japanでアフリカの社会課題解決を推進中。
梅本優香里さん(アフリカ・ビジネス・パートナーズ代表パートナー)
アフリカ・ビジネスに特化したコンサルティング・アドバイザリー会社であるアフリカ・ビジネス・パートナーズ(www.abp.co.jp)を2012年創業。日本企業への進出支援、営業・マーケティング支援、市場調査、M&Aアドバイザリーの他、現地アフリカスタートアップへの投資も行う。開発学修士。ケニア在住
佐藤丈治さん(日本貿易振興機構)
ジェトロ海外調査部中東アフリカ課長。2001年、ジェトロ入構。展示事業部海外見本市課、ジェトロ・ヨハネスブルク事務所(2006~11年)、企画部企画課(2011~13年)、ジェトロ・ラゴス事務所(2013~2015年)、ジェトロ・ロンドン事務所(2015~2018年)などを経て、2020年4月より海外調査部中東アフリカ課長(企画部海外地域戦略主幹兼務)勤務。
ナビゲーター
ウスビ・サコ
京都精華大学学長。 国の奨学金を得て中国で建築学を実践的に学ぶ。
1991年に来日し、京都大学大学院で建築計画を学び博士号取得。博士(工学)。
専門は空間人類学。「京都の町家再生」「コミュニティ再生」など社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究している。京都精華大学人文学部教員、学部長を経て2018年4月から現職。 共著書に『知のリテラシー文化』(ナカニシヤ出版)、「現代アフリカ文化の今」(青幻舎)など。
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京都精華大学 広報グループ
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。