研究活動

メディア表現学部教員の鹿野利春が、経済産業省デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会の座長を務めました。

経済産業省の検討委員会「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」より提言が発表されました。
本委員会は、メディア表現学部教員の鹿野利春が座長を務めました。

「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言」では、これからのグローバル社会において「デジタル人材の育成」が日本にとって急務と位置づけ、中学生、高校生のデジタル関連活動の支援の在り方を、以下の4点を切り口に提唱したものです。

中高生等のデジタル関連活動支援に向けて取り組むべき施策(概要)

  1. デジタル関連活動に対する理解の醸成…中高生等がデジタル関連活動に取り組むことの意義や重要性について、どのように社会や学校、保護者等から理解を得ていくか
  2. 外部支援…中高生等のデジタル関連活動を企業や大学・高専、学会等が中心となって持続的に支援するためには、どのような仕組み等が必要か
  3. モチベーション…デジタル関連活動に所属する生徒のモチベーションを維持・向上するために有効な目標の在り方(例:大会・コンテスト)はどのようなものか
  4. ジェンダー…中高生等のデジタル関連活動のジェンダーバランスを確保するためには、どのような仕組み等が必要か

※経済産業省Webサイト「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言(概要)」P.2
詳細は、経済産業省公式Webサイトに掲載されています。ぜひご覧ください。
メディア表現学部教員の鹿野利春は、2020年度まで文部科学省で教科調査官として、今春高等学校で導入される新科目「情報Ⅰ」の学習指導要領の作成に取り組んできました。
中高生のデジタル教育や関連活動支援の先駆者として、様々な検討会や講演会に招かれ、デジタル教育活動の拡大に向けて研究を行っています。
本学では、メディア表現学部メディア情報専攻教員として、プログラミングやデータサイエンスの専門知識を教えています。また、全学部の1年生を対象とした共通科目「情報リテラシー」「情報と倫理」も担当し、情報社会におけるルールやマナー、情報セキュリティの基本知識を広く指導しています。

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