人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の最終回となる第24回目が、3月10日（日）に発行された毎日新聞社「毎日小学生新聞」に掲載されました。
連載24回目のタイトルは、「異文化との出合い」。
1851年、ロンドンで第1回目が開催された国際博覧会、通称「万博」。サコは、万博が参加国による世界的な影響力をアピールしあう場から、各国の文化の発展、革新的な技術、そして地球全体で抱える課題や未来社会を描くことにテーマが変わってきていることを紹介。続けて、万博は「海外や異文化に関心を持つきっかけ」となり、「国際交流の場を広げるチャンス」になるとし、万博で興味を持った国を訪ね、異文化の他者と出合うことで、「人ごとだと目を背けられがちな問題と向き合う機会」になると語り、国境を越えた若者同士がともに地球課題に取り組む未来に、万博開催の意義があると持論を述べました。
今回の連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース3年生のチョン・フェユンさんが担当しています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
ウスビ・サコ Oussouby SACKO
人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。
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