受賞・出版等

メディア表現学部の4年生によるテクノロジー表現ユニット「京都精華大学 電子工作部」が、「Maker Faire Kyoto2024」Young Maker部門にて審査員賞を受賞

(左から2人目:藤田麟太郎さん、3人目:平山雄貴さん / 手前には受賞作品「Techno ANDON」)
メディア表現学部4年生の平山雄貴さん、藤田麟太郎さんによるテクノロジー表現ユニット「京都精華大学 電子工作部」が制作した作品「Techno ANDON」が、4月27日28日に開催された「Maker Faire Kyoto 2024」のYoung Maker(学生メーカー)部門にて審査員賞を受賞されました。おめでとうございます!

(音楽にあわせて点灯する「Techno ANDON」)
「Maker Faire」は、2005年からアメリカで開催されている地上最大のDIY展示発表会です。技術愛好家やクラフト作家、エンジニア、企業、学生などが作品を展示し、知識や技術を共有することを目的に実施されるもので、日本では「テクノロジーと“つくる”こと」のお祭りとして、2008年から開催されるようになりました。
 
学生らによる受賞作品「Techno ANDON」は、日本の古典的な行燈をモチーフに、音楽にあわせて柔らかい光を点灯させるもので、97基もの「micro:bit(情報教育のために開発されたシングルボードコンピューター)」センサーをプログラミングで制御し、テクノロジーを音と光で表現したテクノ行燈です。平山さんと藤田さんは2023年10月から当作品の開発を始め、大学キャンパス内での実装実験を繰り返して完成させました。
イベントでは、97基全てを会場に持ち込み、幅広い年齢の来場者に向けて実演、展示を行いました。
97基の「micro:bit」センサーを使用するというスケールの大きな作品に対し、「数がとても多く、いざ全てを同期させる、という時にエラーが出たりした」(平山さん)や、「躯体を機種の異なる3Dプリンターで制作したが、パーツが多く合わせるのが大変だった」(藤田さん)など、制作時の苦労を語った二人。
審査員からは、圧倒的な「micro:bit」の使用数や、行燈という和のモチーフをテクノ変換した点が高く評価され、「野外フェスでも見てみたい」という講評コメントもありました。
 
(学内でのテスト実演の様子)
今回受賞した作品「Techno ANDON」は、後日 大学キャンパス内でも実装展示される予定です。「京都精華大学 電子工学部」の今後の活動に、ぜひご期待ください。

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