受賞・出版等

デジタルクリエイションコース在学生が制作したボードゲームが「ゲームマーケット2024京都 in 京まふ」で販売

デザイン学部デジタルクリエイションコース2年生の授業で企画制作した2点のボードゲームが、2024年9月21日(土) 、22日(日)に京都のみやこめっせで開催されるアナログゲームのイベント「ゲームマーケット2024京都 in 京まふ」で販売されます。

デザイン学部デジタルクリエイションコースでは、2年次から3年次にかけて、ゲームの企画・制作に取り組むプロジェクト型の授業を設けています。ゲーム制作に携わってきた教員から、企画、デザイン、プログラミング、マネジメントなど、制作から完成、発表までの流れを全て学び実践。将来ゲーム制作に携わりたいと希望する学生も多いデジタルクリエイションコースの人気授業の一つです。
 
2年次ではアナログゲームの制作を通じて、ゲーム制作の考え方や基本を学び、3年次はVRやARゲーム等デジタルゲームの企画、デザイン、プログラム、マネジメントを、より専門的に学んでいきます。
商品開発力、アイデア力などを鍛えるこの授業では、ボードゲームを2年生の学生自らが企画・考案します。試作品を何度も制作して、自分たちで提案する面白さを確かめながら、発売をめざしボードゲームの開発をしています。
今回は、そのなかで選出された2作品が、このたびアナログゲームの販売イベント「ゲームマーケット2024京都 in 京まふ」に出展されることになりました。本コースで制作されるゲームの成果物は、SEIKA GAMESというブランドとして発表されています。

今回販売される2点は「老若男女が楽しめる言葉遊びゲーム」や「イヤホンを使って遊ぶリズムボードゲーム」など、いずれも他者の新たな一面を知り、コミュニケーションを生み出すゲームです。たくさんの人に楽しんでいただけるよう学生たちが趣向を凝らした2点のゲームをぜひご覧ください。

●出展ブース:「両 ‐ C06」京都精華デジタルクリエイション

ゲーム紹介

「カイシャクチガイ」

老若男女が楽しめる言葉遊びゲーム。イラストを自分なりに解釈して文字と組み合わせてクイズを作成します。柔軟な発想力でゲームが盛り上がります。他者との解釈の差も注目です。
@GakuseiBodogeb

「方向性の違いで解散しました。」

イヤホンを使って遊ぶ、リズムボードゲーム。音楽を動きで表現し、バンド内で方向性の違うメンバーを見つけ出す「音楽版人狼ゲーム」です。バンドになりきる要素もあって盛り上がります。
@Houkousei_game

デザイン学部デジタルクリエイションコース

デジタルクリエイションコースの授業では、人が共感する物語、アクションを起こしたくなる仕掛け、人を巻き込む企画などについて徹底的に研究。そのうえで、「ゲーム」「ムービー」「デジタルアート」などの表現を使ってアイデアを社会に発信する方法や、イベントとして具現化する方法を学びます。このほか、マーケティングやマネジメントなど、ビジネスに関する知識も修得。説得力のある表現で、着実にメッセージを伝える力を身につけます。
 

指導教員

大溝 範子(デザイン学部デジタルクリエイションコース教員)

京都精華大学美術学部デザイン学科卒業。アーケードゲーム「ガンブレードNY」「トップスケーター」、家庭用ゲーム「ブリンクス」「ブルードラゴン」「ラストストーリー」などの制作に携わる。ゲームキャラクターのディレクション及びゲーム開発全般、プロジェクトマネージング、人事採用まで幅広く担当。現在、スマートフォンのゲームアプリのアートディレクション等で活動中。

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京都精華大学 広報グループ

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