人文学部文化表現学科出身で、映画作家の佐伯龍蔵さんが脚本・監督・編集を務め、出演する長編映画『ロマンチック金銭感覚』が、2024年10月25日(金)より京都市上京区にある文化拠点「出町座」にて上映されることが決まりました。
佐伯さんは、2007年より出身地 富山のミニシアターで映写技師として勤務し、2012年に上京後、映画監督の市井昌秀氏や矢口史靖氏の作品に助監督として参加。2013年に長編映画「がんこもん」、2020年に長編映画「あそびのレンズ」の監督を務め、その後も短編作や中編作映画の制作など、精力的に活動を続けています。
本作は、円安や物価の高騰、課税など、生活していくうえで避けては通れない「お金」の本質について考える、フィクションとドキュメンタリーを交えて構成された虚実入り混じる新感覚なファンタジックドキュメンタリー映画です。「第17回 田辺・弁慶映画祭」(2023)でフィルミネーション賞、「東京ドキュメンタリー映画祭2023」長編部門コンペティションで準グランプリを受賞するなど、映画界で大きな話題を呼んでいます。
佐伯さんは、俳優の緑茶麻悠氏とともに脚本・監督・編集を担当。ふたりは、売れない自主映画を作り続けて常にお金がない貧乏監督コンビとして出演もしています。公式サイトでは、予告編と特報動画が公開されています。ロケーション撮影が行われた京都市左京区の風景とあわせてお楽しみください。
文化拠点「出町座」では、10月25日、26日、27日の日程で、佐伯さんや緑茶氏らが登壇するアフタートークが実施される予定です。また、上映初日の25日には、映画のテーマに絡めた特別企画として、観客が鑑賞料金を決める「金銭感覚上映」も開催されます。会場WEBサイトにて詳細をご確認のうえ、ぜひ劇場へお越しください。
作品情報
作品名:『ロマンチック金銭感覚』
脚本・監督・出演・編集:佐伯龍蔵、緑茶麻悠
撮影:加藤アラタ、栗原徹、西岡空良、高木陽春
劇中CM制作:下島匠 / 特殊映像:長良将史 / カラリスト:Juan Pablo Mayol
録音:宮成弘 / 効果録音:東岳志 / 整音:佐片健 / 劇中ラジオ音源:Kajiwara Bing Toshio
ロゴデザイン:楯まさみ / グラフィックデザイン:髙義彦 / タイトル考案:柴田 剛
※上映スケジュールの詳細は、各会場WEBサイトよりご確認ください。
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