
京都精華大学が運営する京都国際マンガミュージアムにて、マンガ家 ちばてつや氏と京都国際マンガミュージアム名誉館長 養老孟司による対談イベント「ちばてつや×養老孟司 ミュージアム発・マンガの未来へ」が開催されます。
このイベントは、京都国際マンガミュージアムが2026年に開館20周年を迎えることを記念して実施されるもので、開館直後に開催されていたマンガ家のトークイベントシリーズ「ミュージアム発・マンガの未来へ」をタイトルに用いた特別対談です。
日本を代表する文化のひとつとして考えられるようになってた「マンガ文化」。特別対談には、現役作家として活躍する一方で日本漫画家協会の会長を務めるなど、「文化としてのマンガ」の啓蒙のために長年尽力してきたちばてつや氏と、マンガ文化を研究のうえ広く周知させる役割を果たすべく開館された京都国際マンガミュージアムの初代館長を務め、現名誉館長である養老孟司氏をお迎えし、豊かな経験に裏付けられた、壮大で、しかし遊び心も忘れていない未来についてお話いただきます。司会は、本学理事長でマンガ学部教員の吉村和真が務めます。
トークイベントシリーズ「ミュージアム発・マンガの未来へ」の最初のゲストでもあるちばてつや氏と、当時館長を務めていた養老孟司氏。プライベートでも親交の深いふたりが語るマンガ文化のこれからを、ぜひ会場でご聴講ください。
※本学在学生は学生証の提示により入館が無料になります。
対談イベント「ちばてつや×養老孟司 ミュージアム発・マンガの未来へ」
日程:2025年4月13日(日)
時間:14:00〜16:00
会場:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
司会者:吉村和真(本学理事長 / マンガ学部共通教育 教員)
登壇者:ちばてつや(マンガ家)
養老孟司(京都国際マンガミュージアム名誉館長)
申込:事前のお申し込みが必要です。詳細は公式サイトよりご確認ください。
定員:150名(先着順 / 定員になり次第締め切り)
料金:無料 ※ミュージアムへの入館料は別途必要 ※在学生は入館料無料
主催:京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター
登壇者プロフィール
ちばてつや
1939年、東京生まれ、旧満州(中国東北部)に育つ。高校在学中の56年に貸本マンガでデビュー。
初期はおもに少女誌を中心に活動し、61年の「ちかいの魔球」(原作・福本和也)以後は少年誌でも活躍。62年「1・2・3と4・5・ロク」で第3回講談社児童まんが賞を受賞したほか、「紫電改のタカ」「ハリスの旋風」「あしたのジョー」(原作・高森朝雄)「おれは鉄兵」「のたり松太郎」などヒット作・受賞作多数。01年に文部科学大臣賞、02年に紫綬褒章、24年には文化勲章を受章。
※現在、京都国際マンガミュージアムで開催中の展覧会「のこす!いかす!!マンガ・アニメ・ゲーム展」にも、ちばてるや作品の原画およびレプリカが展示されています。対談イベントとあわせて展覧会にもぜひお立ち寄りください。
● 京都国際マンガミュージアムにて、企画展「のこす!いかす!!マンガ・アニメ・ゲーム展」が開催(11/23~3/31)
● 京都国際マンガミュージアムにて、企画展「のこす!いかす!!マンガ・アニメ・ゲーム展」が開催(11/23~3/31)
養老孟司(ようろう・たけし)
東京大学名誉教授・解剖学者。
京都国際マンガミュージアム名誉館長。
1937年11月11日、神奈川県生まれ。62年東京大学医学部卒業。1981年東京大学医学部教授就任。89年著書『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。95年に東京大学を退官し、96年から03年まで北里大学教授。
『唯脳論』『バカの壁』など多数の著書があり、脳科学者の立場から人間社会の様々な事象を脳の機能や仕組みと結びつけて評論している。『バカの壁』(新潮社)は、03年のベストセラー第1位になり、同年度の毎日出版文化賞特別賞と流行語大賞を受賞。
お問い合わせ先 CONTACT
京都精華大学 広報グループ
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp
※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。