「京都岡崎魅力づくり推進協議会」が主催する「岡崎ときあかりアワード2017」において、映像専攻3年生の向台龍成さんと卒業生らで作るユニット「SYMbOL」が制作したプロジェクションマッピング作品「鏡都~OKAZAKI Ver」が、ギア賞を受賞しました。
今回の制作で向台さんは、映像専攻で学んだ撮影や編集の技術が大きく役立ったと言います。また、これまでの映像作家たちが追求してきた表現方法のなかに、現代の映像制作に通じる部分があるのではないかと深く考えたそうです。
向台さんは今年、映像アートの祭典である「イメージフォーラムフェスティバル」でも、若手映像作家の特集プログラムで1次選考を通過し、上映されました。今後も、イメージフォーラムへの再挑戦を含め、映像の新たなジャンルに積極的に挑んでいきたいと話してくれました。
このアワードは、9月に岡崎で行われた「岡崎ときあかりannex2017」というイベントにおいて、京都市美術館の別館に投影されるプロジェクションマッピング作品を募集したコンペティションで、開催7年目となる今年は、「岡崎モダン」をテーマに、岡崎の歴史と風土、そして未来に向けたまちづくりのイメージについて、新たな映像表現を追求する作品が募集されました。
向台さんたちは疎水や平安神宮などを題材に、「作品を見た人が再び岡崎に足を運びたくなる」ことをコンセプトに作品を制作。フルハイビジョンのプロジェクタ4台を使用して京都市美術館別館の建物に大きく投影しました。
今回の制作で向台さんは、映像専攻で学んだ撮影や編集の技術が大きく役立ったと言います。また、これまでの映像作家たちが追求してきた表現方法のなかに、現代の映像制作に通じる部分があるのではないかと深く考えたそうです。
向台さんは今年、映像アートの祭典である「イメージフォーラムフェスティバル」でも、若手映像作家の特集プログラムで1次選考を通過し、上映されました。今後も、イメージフォーラムへの再挑戦を含め、映像の新たなジャンルに積極的に挑んでいきたいと話してくれました。