みなさん初めまして、京都精華大学デザイン学部建築学科2年生の寺岡我空です。セイカへの入学を考えているみなさんに、セイカに入りたいと思えるような魅力を伝えていきたいと思います。
みなさんは将来やりたいことはありますか?ざっくりとしたイメージでも構いません。僕は高校1年生の時に漠然と、建築を勉強したいと思いました。特に深い理由はなく、ただ建物を見るのが好きだったからです。
高校3年生の途中までは建築を学べる国公立に行こうと考えており、家の近くにあったセイカのことは知っていましたが、進学先の候補には入っていませんでした。そんな僕に転機が訪れます。3年生の夏休みにセイカの現在の学長である、ウスビ・サコさんと出会ったんです。
きっかけは僕の母親が、行きつけの喫茶店でサコさんと知り合いになったこと。その縁で、サコさんの経営するアフリカ料理店を手伝うことになりました。その間、学校の雰囲気や建築学科についてなど、サコさんからセイカの話をたくさん聞くことができたんです。そしてだんだんと、自分は国公立よりも、自由で好きなことができそうなセイカの方が向いているんじゃないかと思うようになっていきました。
また、アフリカ料理店ではイベントなどを通して、多くの海外の人たちと知り合う機会がありました。
また、アフリカ料理店ではイベントなどを通して、多くの海外の人たちと知り合う機会がありました。
僕は、海外の人たちの考え方や振る舞いが好きで、感情表現が豊かなところや、自分の中に常に芯を持っているようなところなんかは本当にすごいなあと思っています。セイカは多様性を重視しており、入学すれば海外の人たちともっと多くコミュニケーションを取れるのではないかという考えも、セイカへの進路決定を後押ししました。
セイカに入学してから1年とちょっとが過ぎました。建築の授業では模型作りを主として、プレゼンの練習や、日本や世界の建築の歴史など、幅広く学んでいます。先輩たちは自由に制作を楽しんでいる様子で、僕もどんどんと知識を吸収して先輩たちのようにいろいろと制作をしていきたいと思っています。
海外の人たちとの交流に関しても、入学直後から積極的に留学生に話しかけています。学んでいる分野は違えど、趣味の話など話題はいくらでもあるので、必要なのは最初に話しかける勇気だけ。みんな日本での学生生活を明るく楽しんでいる感じで、いろいろな人に話しかけているうちに、今では留学生からも気さくに話しかけてもらえるようになりました。
ここまでで、僕がセイカに決めた理由と、少しだけですが入学後の学生生活を書かせてもらいました。アフリカ料理店を手伝っていたころに抱いた「あれをやりたい!これをやりたい!!」という願いは叶えられたのかなと思っています。
ただ受験生の皆さんに知ってほしいのは、ここまで書いたことはあくまで、「僕の」場合であり、「僕の」セイカを決めた理由です。
一人ひとりに違った考え方があるように、環境も、進学先を決める理由もそれぞれに違っていると思います。なので、これは参考程度に受け止めてください。何よりも大切なのは、これを読んでくれているあなた自身が考える、あなただけの理由です。ぜひともそれを大切にして、進学先を決めてもらえたらと思います!
最後は思わず先輩風を吹かしまくってしまいました。今回はこのへんで。また次回お会いしましょう!