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芸術研究科日本画領域 修了生の鈴木健太郎さんによる個展「時の回廊」が開催

芸術研究科博士前期課程日本画領域 修了生の鈴木健太郎さんによる個展「時の回廊」が、京都市上京区のGallery Heptagonで開催されます。
 
鈴木さんは、2019年に本学の芸術学部日本画コースを卒業し、2021年に芸術研究科日本画領域を修了。在学中から寺社仏閣に貼られた千社札に注目し、修了後もそれをモチーフとした日本画やサイアノタイプ(日光で露光する写真技法)を用いた作品制作を続けられています。この機会にぜひご覧ください。

展覧会ステートメント

1000年の都。京都市内で生まれ育った私にとっては聞き慣れた言葉だ。この言葉を聞いて平安時代からここに都があった事実を「理解」はできていたが「実感」はもてないでいた。
しかし、今回、個展に際してこのギャラリーの周囲でフィールドワークを行い実際に平安京の内裏を囲む内郭回廊痕や各宮殿の痕を見て、巨大な宮都がここにあったという「理解」は「実感」へと変わったのである。
このような、「理解」が「実感」へと変わるきっかけは、意識がどこにあるかによって変わる。何気なく見ている日常の背景に過去は眠る。
普段、無意識に感じている領域に意識を集中させる事でそれらは主体となって現れる。意識と意識の間に埋没している歴史の層を感じ取り、表現する試みである。

  • 日程

    2024年8月31日(土)~9月8日(日)
    休廊日 9月5日(木)

  • 時間

    12:00〜18:00

  • 会場

    〒602-8175 京都市上京区下立売智恵光院西入中村町 523
  • 出演・出展者

    鈴木健太郎(芸術学部日本画コース 卒業/芸術研究科博士前期課程日本画領域 修了)

  • 予約

    不要

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京都精華大学 広報グループ

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