芸術研究科博士前期課程修了生 井阪 郁さんによる個展「うつろひ留む」が、京都東山のKUNST ARZTで開催されます。
井阪さんは、シルクスクリーンと縫いの技法を用い、カラフルでダイナミックな構図でコラージュされた作風が特徴のアーティストです。
本展では、壺や瓶の形を取り入れた骨組みを持たない布による立体作品を中心に展示されます。ぜひご覧ください。
展覧会コンセプト
骨組みを持たない布の壺は、時間や重力、
その場の環境を受け止めながら、ゆっくりと姿を変えていく。
その変化は、作品が時間を受け止めた痕跡のように感じられる。
移ろいゆくものを作品に留め、
その作品もまた時間の中で移ろっていく。
変化を受け止めながら存在し続ける布の壺に、
従来の器とは異なる強さや在り方が生まれるのかを探っている。
アーティストステートメント
シルクスクリーンによる刷りの重なりは記憶の層を表し、
縫いはそれらを繋ぎ止めるための行為である。
私は、日々の生活の中で無意識に吸収した光景や感情を、
制作の過程で掬い上げ、選び取り、構成し、定着させている。
作品に刻まれるのは、
記録されることのない感覚や時間の痕跡である。
近年は、布を支持体とした平面作品から発展し、
布による立体作品へと展開している。
割れる素材でつくられる壺や瓶を、割れない柔らかな布に
置き換えることで、その存在や役割を改めて捉え直そうとしている。
土をこねるように布を染め、縫い合わせ、自立する器を制作している。

-
日程
2026年9月29日(火) 〜 2026年10月4日(日)
-
時間
12:00~18:00
-
会場
〒605-0033 京都市東山区夷町155-7 2F -
出演・出展者
井阪 郁(芸術学部テキスタイルコース 卒業/大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻 修了)
-
予約
不要
-
料金
無料
関連ページ
お問い合わせ先 CONTACT
京都精華大学 広報グループ
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp
※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。