2020年6月29日(月)と7月7日(火)、人文学部がオンラインで6月の伝統行事「水無月祓」や京都西陣など、身近なテーマについて理解を深める会を開催しました。
この会は、人文学部の学生と教員からなる、広報やピアサポートの活動を行う団体「Casa」が主催しています。前期が遠隔授業になったことを受け、学生と教員の交流機会を増やすことを目的として計画されました。会のなかでは教員が研究テーマと身近な話題を紐づけて解説し、参加した学生たちと意見交換などを行いました。
初回となる6月29日は、人文学部文学専攻の教員の惠阪によるオンラインレクチャーを開催。水無月祓で使用される「茅の輪」にまつわる伝説や正式な作法について、自身が撮影した資料もまじえて解説しました。また、京都では季節の変わり目を実感する代表的な和菓子として知られる「水無月」や、七夕伝説についても紹介しました。「水無月の上半分の小豆は邪気払いのため、下半分は氷室の氷をあらわしている」「七夕の短冊は、もともとは技芸上達を願うためのもの」など、知っているようで知らない情報も多く、伝統行事を身近な目線で見直す、新たな発見がある回となりました。
続いて第2回は、京都学や産官学連携論を専門とする教員、南による「京都(西陣)のまちづくりを語る会」を開催。西陣の発展と分業の様子、京都の町ならではの事情などが語られました。
担当した教員
人文学部文学専攻 惠阪 友紀子
専門分野:日本中古文学 / 和歌・漢詩
担当科目:「文学専門演習1」など
惠阪 友紀子先生インタビュー「平安時代、本を読むことはもっと創造的な行為でした」(2016年公開)
専門分野:日本中古文学 / 和歌・漢詩
担当科目:「文学専門演習1」など
惠阪 友紀子先生インタビュー「平安時代、本を読むことはもっと創造的な行為でした」(2016年公開)
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