研究活動

伝統産業イノベーションセンターが主催する研究成果発表展をフランスで開催。その記録映像が公開されました。

 京都精華大学伝統産業イノベーションセンターでは、2019年10月、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)マルセイユ校准教授のフレデリック・ジュリアン氏と「漫画人類学(Anthropographiks)」という新たな研究手法を用いたフィールドワークを行いました。その成果を、2021年2月にフランス南部の植物園「ドメーヌ・ド・レイオル(Domaine du Rayol)」で一般公開される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で無観客の展示となったため、記録映像を制作し、オンラインで公開いたしました。
 
フレデリック・ジュリアン氏の発案した手法である「漫画人類学(Anthropographiks)」は、文化人類学者とマンガ家(イラストレーター)がともに同じ現場を巡り、論文執筆時には文章とマンガの双方の記録を盛り込みます。伝統産業イノベーションセンターからはセンター長の米原有二、研究コーディネーターの赤尾木織音が研究に参加。また、共同研究者としてイラストレーターの堀口一氏(京都精華大学卒業生)がすべての調査に同行しました。
 

展示詳細

 Washi: du Mûrier au Manga, l’Art du papier au Japon
「楮とマンガとフィールドワークー日本の紙漉きの現場から」
会期:2021年2月23日(火)〜2021年3月14日(日)*当初予定。のちオンライン公開に変更
開園時間:9:30-17:30
会場:ドメーヌ・ド・レイオル(植物園)
Avenue Jacques Chirac, 83820 Rayol-Canadel-sur-Mer, France
主催:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター
協力:フランス国立科学研究センター(CNRS)ノルベルト・エリアス・センター、沿岸域保全整備機構(Conservatoire du Littoral)
漫画翻訳:大西愛子
 

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京都精華大学 広報グループ

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