デジタルクリエイションコース非常勤講師の小野友資が監督を務めた映像作品『御渡り/MIWATARI』が、国際映画祭「Changing Climate, Changing Lives Film Festival 2024」ドキュメンタリー部門で審査員大賞を受賞

デザイン学部デジタルクリエイションコースの非常勤講師で、クリエイティブディレクターの小野友資が監督を務めた映像作品『御渡り/MIWATARI』が、国際映画祭「Changing Climate, Changing Lives Film Festival 2024」（CCCL）のドキュメンタリー部門にて、本コンペティションの最優秀賞となる審査員大賞に選ばれました。おめでとうございます！

 

この映画祭は、短編映画を通じて気候変動の認知を広げることを目的に、2019年に創設されたタイの国際的なショートフィルムコンペティションです。第4回目となる今回は、全体で過去最多となる383作品の応募があり、選出された38作品がCCCL映画祭正式出品作品として上映。多様な手法で気候の危機を訴えた作品たちのなかから、映像作品『御渡り/MIWATARI』が見事 審査員大賞を受賞しました。

「御渡り（神渡り、御神渡り）」は、昼夜の寒暖差によって湖面に巨大な氷の筋が現れる自然現象で、長野県・諏訪湖の伝統神事のひとつです。受賞作品『御渡り/MIWATARI』では、近年の気候変動でその出現が減少し、伝統神事が存続の危機に立っている現状を、約11分の映像に収めています。

 

製作を行った国際環境NGOグリーンピース・ジャパンの公式YouTubeチャンネルでは、2023年11月に開催された気候変動をアートで感じる展覧会「HELP展 〜30年後には消えてしまうかもしれない〜」（主催：グリーンピース・ジャパン）にて展示した映像作品『御渡り/MIWATARI』が公開されています。ぜひご視聴ください。

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