美術学部マンガ専門分野卒業生の七月隆文さんによる著書『天使の跳躍』が、文藝春秋より出版されました。
七月さんは、本学を卒業後、作家としてライトノベルを中心に多数のヒット作を執筆したのち、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2014 / 宝島社)で一般文芸デビュー。同書は2015年「第3回 京都本大賞」を受賞し、2016年には東宝配給で映画化され、160万部を超えるベストセラーとなりました。主な作品に『君にさよならを言わない』(2015 / 宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理(スペシャリテ)』全7巻(新潮文庫nex)、『100万回生きたきみ』(2021 / KADOKAWA)など。ドラマ脚本やマンガ原作を手掛けるなど、ジャンルを超えて幅広く活躍している小説家です。
一度もタイトルを獲ることができずにプロとしてのピークを過ぎてしまった46歳の棋士・田中一義が、史上最年少でプロデビューを果たした令和の覇者・源 大河を相手に、悲願のタイトル戦に挑戦。本書は、中年棋士のラストチャンスに周囲の人々の人生模様が響き合う、感動のヒューマンドラマ小説です。将棋に詳しくない方にこそおすすめの、そして多数の恋愛小説を手掛けてきた七月さんにとって新境地となる一冊です。ぜひお手に取ってお読みください。
文藝春秋が運営するニュースサイト「文春オンライン」では、本書についてのインタビュー記事が公開されています。書籍とあわせてぜひご覧ください。
著書情報
書籍名:『天使の跳躍』
著者:七月隆文(美術学部マンガ専門分野 卒業生)
出版社:文藝春秋
発売日:2024年8月7日
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