日本有数の充実した施設で 新しい形を生み出す

できるだけ多くの素材や技法、考え方にふれ、器からアート作品まで、幅広く陶芸作品を制作します。これら作品制作を指導するのは、現役の陶芸作家である教員たち。ひとりの学生に対し、手法やスタイル、用いる素材も異なる複数の教員がアドバイスすることで、個々の魅力と長所を伸ばし、表現力を格段に高めていきます。また、本専攻の施設の充実ぶりは、全国でもトップレベル。1.5mサイズの作品が納まる4基のガス窯と6基の電気窯を備えた窯場。30台の電動ロクロがある電動ロクロ室。さらに滋賀県・朽木学舎には、山の斜面を利用した5連方式の登り窯を設置。3年次になるとこの登り窯を使って、泊まり込みで焼成を行います。土と火から、あなたの想像を超えた美を生み出す陶芸の感動を、ぜひ本専攻で味わってください。

科目PICK UP

  • 斜面に沿ってつくられた「登り窯」で、80cmの大壺を焼く。

    [造形実習/3年]
    高さ80cm程度の大壷をロクロでつくり、学外施設「朽木学舎」にある登り窯で焼成します。他学年・他専攻からも参加者を募り、24時間力を合わせて火を守ります。古来より伝わる焼成方法を体験して学び、作業を通して学生同士の絆を育みます。

  • 陶芸展に出品する作品を制作。イベントの企画・運営にも挑戦。

    [卒業研究実習/4年]
    学内ギャラリーで開かれる「大学合同陶芸展」への出品を目標に、作品を制作します。会場を視察し、展示空間に置かれる作品を想像しながら、自分の表現を追及します。また、陶芸展で行われるトークショーなどの企画や運営にも携わります。

4年間で身につく能力

  • イメージを形にする力
  • 最高レベルの設備で育む技術力
  • 現役作家から学ぶ思考力と行動力

作品

  • 『染付蘇我利山水図大皿』

    4年生 / 曽我あずさ

施設

自分の身長以上の大きな作品も焼成できるガス窯や電気窯を備えた窯場。

PICK UP!

  • 滋賀県の朽木学舎にある登り窯。3年次の実習にて体験できます。

  • ロクロ室には、30台もの電動ロクロが。広々とした空間で、集中して制作することができます。

  • 学年ごとに設置された実習室は、制作に励む学生たちでいつもにぎやか。

卒業後の進路

めざせる職業
陶芸家 / 工芸作家 / ジュエリーデザイナー / 絵付師 など
 
主な就職先
窯元 / 美術工房 / 雑貨メーカー / インテリアメーカー / 教育機関 など

取得できる資格

在学中、指定された科目単位を取得すれば、以下の資格を取得することが可能です。
その他、検定・資格取得のための支援講座も用意されています。

  • 高等学校教諭一種免許状(美術・工芸)
  • 中学校教諭一種免許状(美術)
  • 図書館司書
  • 博物館学芸員

VOICE

  • 木下 萌珠さん在学生

    人々の生活に寄り添った、器づくりの魅力。

    元々ものづくりが好きで、高校から部活で陶芸に取り組んできました。京都精華大学に決めたのは、1年次から本格的な窯で制作が行える充実した設備がきっかけ。でもいまでは、自分の好きなことを突き詰めて自由につくれる環境が、この大学のいちばん大きな魅力だと思っています。たとえば普通は間違いとされるような制作手法や複雑な作品でも、先生たちは否定せずに応援してくれます。そのため、失敗を恐れずに挑戦を続けることができました。現在のテーマは、生活に寄り添える作品づくり。ロクロで食器などを制作しているのですが、同じ陶芸専攻にはオブジェをつくる学生もいて、お互いに刺激を受け合っています。卒業後は陶磁器の製造・販売を行う会社で商品制作を担当する予定。このテーマをより実践的に深めることができると思っています。陶芸という分野が長い時間をかけて培ってきた伝統と技術に、わたしの視点をかけあわせ、少しずつでも暮らしを豊かに変えられるものづくりがしたいです。