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芸術学部教員 中野裕介(パラモデル)による個展「かなたをよむ:海と空のあいだのP」が不知火美術館にて開催

芸術学部教員の中野裕介(パラモデル)による個展かなたをよむ:海と空のあいだのPが、熊本県宇城市の不知火美術館で開催されます。本展を開催するにあたり、不知火海や熊本にまつわる文学や芸能をリサーチ・研究を行い、構想した新作を発表。複数の映像と巨大なドローイングを大胆に交錯させ展示室の空間全体を作品世界に変容させます。
また、さまざまな関連イベントが予定されており、中野は8月13日(土)のアーティストトーク、9月11日(土)のライヴ&トークに出演します。

中野は2003年よりアートユニット「Paramodel(パラモデル)」を結成し、プラレールやミニカーなど、身近な玩具や日用品を用いた作品を発表してきました。近年は自身の関心ごとである文学、哲学、漫画、建築、郷土文化、古典芸能などへの造詣を深め、またそれらを着想源とする個人の創作活動を行っています。
本学では、2017年より芸術学部1年次の共通教育「体幹教育」、4年次の卒業制作演習ゼミ「現代美術基礎講座」を担当。体幹教育の授業では「見る・触る・考える」を基本に、自由な発想で制作する姿勢を教え、表現の根底にある考え方や心の持ちようを育てています。
2021年2月には、10年間の活動をまとめた作品集『まちがeる読み、iかれた挿し絵 中野裕介/パラモデル 2010-2020』を出版しました。

ぜひご覧ください。

  • 日程

    2022年8月13日(土) ~ 10月15日(土)

  • 時間

    9:00~18:00(土曜日は21:00まで開館)

  • 会場

    〒869-0552 熊本県宇城市不知火町高良2352
  • 出演・出展者

    中野裕介(芸術学部 共通教員)

  • 予約

    不要

中野 裕介(芸術学部 共通教員)

1976年 東大阪生まれ。2002年 京都市立芸術大学大学院 絵画専攻(日本画) 修了。03年同大学の林泰彦とアートユニット「パラモデル」結成、メタフィジカルな「模型遊び」をテーマに多くの作品を発表。11~17年の図書館勤務を経た現在の個人活動では、描画やテキスト・空間表現を軸に、文学・哲学・マンガ・建築・郷土文化・古典芸能など古今の書物を横断し題材とする創作を続ける。単著に『まちがeる読み、iかれた挿し絵 中野裕介/パラモデル 2010-2020』(青幻舎 21年)。京都精華大学芸術学部教授。
 
近年の個展に、21年「まTiGerる読み、いかReた挿し絵」(高松市美術館/香川)、「まpがえる読み、yかれた挿し絵」(誠光社/京都)。ユニット名義の個展に、13年「パラの模型/ぼくらの空中楼閣」(銀座メゾンエルメス フォーラム)、グループ展に、14年「MOTアニュアル2014 フラグメント—未完のはじまり」(東京都現代美術館)、11年「世界制作の方法」(国立国際美術館/大阪)など多数。

アーティスト トーク

中野裕介(本展アーティスト)が展示「かなたをよむ」について語ります。
 
日時:8月13日(土)11:00~12:00  会場:ブック&カフェエリア
 料金:無料(事前予約優先)

ライヴ+トーク「かなたをきく・かたる」

展示空間の中での琵琶奏者による語り物のライヴ演奏と、中野裕介(本展アーティスト)とゲストによるトークイベントが行われます。
 
日時:9月11日(日)14:00~16:00 会場:美術館展示室内、ブック&カフェエリア
ゲスト:後藤幸浩氏(正派薩摩琵琶)、兵藤裕己氏(日本中世文学・芸能論)、西成彦氏(比較文学)
料金:無料(要展覧会チケット、事前予約制)
*各イベントは8月より予約開始予定
*日程及び内容が変更・中止になる場合があります。
 プログラム詳細や申込方法等は、ホームページをご覧ください。

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp

※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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