デザイン学部イラストコース卒業生のHaliyaaさんが、香老舗 松栄堂にて作品を展示中

ウルムとは、モンゴル遊牧民の伝統的な乳製品の一つで、今でも普段の食事として愛されています。出来立ては柔らかくて、生クリームのように食べられますが、地域によって、しっかり乾燥させて、ミルクティーと一緒に食べるものもあります。私にとっては、干したウルムのさくさくの食感が最高に感じます。牛乳を違う速度や温度で動かし、そして時間を設ければ、いろいろな乳製品が出来上がります。この作品では、手作りのプロセスから生まれる面白さをとらえ、ミルクをメインにして、牛乳からさくさくなウルムになるまでの流れを表現してみました。