版画専攻非常勤講師の栗棟美里が参加するグループ展「Interactions」が開催

芸術学部版画専攻非常勤講師の栗棟美里が参加するグループ展「Interactions」が、大阪市難波千日前のLaugh&Peace Art Galleryで開催されます。

 

栗棟は、2013年に京都精華大学 大学院芸術研究科博士前期課程版画領域を修了。現在は本学で非常勤講師として教鞭を執る傍ら、現代美術家として活動。自らが撮影した写真を支持体とし、その上から描画を施すミクストメディアの手法で、一貫して美・存在・時間・生命といったものの本質を問い続けてきました。近年は、インターネットを介した情報過多社会の中で「見る」という行為の本質とは何かをコンセプトに作品制作を行っています。

本展覧会は、澤田知子氏がキュレーションを兼任し、現代アート界で注目される栗棟美里と須藤絢乃氏とのグループ展として開催。ポートレイト作品を作り、コンセプトの本質的な部分に同一性が見られる３人で構成されています。存在の不確かさや曖昧さといった見えないものをイメージに落とし込み、見ることを通して人間の存在について問いかけていること、その問いかけの中で見る見られる関係について個々の視点を展開します。ぜひご覧ください。