(画像:《愛についての手紙》(部分)2022 Photo:Doug Eng ©JASPAR, Tokyo, 2023 and Chiharu Shiota)
1996年に京都精華大学を卒業し、世界的に活躍する現代美術家の塩田千春さんをゲストに迎えます。この数年間、戦争やパンデミックなど、さまざまな「分断」や「死」が身近にあった時間を過ごしてきた私たちが、塩田さんのお話をお聞きして、共に考えたいと思います。
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日程
2023年11月18日(土)
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時間
14:00~15:30
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会場
対面(京都精華大学 明窓館)/ オンライン -
出演・出展者
塩田千春
聞き手:吉岡恵美子(本学芸術学部共通教育 教員 / 副学長)
生駒泰充(本学芸術学部洋画専攻 教員)
佐川晃司(本学芸術学部洋画専攻 教員) -
予約
要
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料金
無料
本講演会は以下の展覧会の関連イベントとして開催されます
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137 京都精華大学 明窓館3階
出品作家:塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン
本講演会の様子を公開しています。ぜひお読みください。
大規模なインスタレーションをはじめ、生や死、存在について深く問いかける作品で世界的に活躍する本学卒業生の塩田千春さん。今回の講演会では、制作を通して塩田さんが感じて
きたこと、考えてきたことが掘り下げられたほか、学生時代をよく知る本学教員を交えて、その軌跡を辿るという貴重な時間も。質疑応答では学生たちからたくさんの質問が寄せられ、充実した講演会となりました。
塩田 千春 Shiota Chiharu
1972年大阪府生まれ。1996年京都精華大学美術学部(現芸術学部)卒業。ベルリン在住。
大学卒業後、渡独。ブラウンシュヴァイク美術大学、ハンブルク造形美術大学、ベルリン芸術大学で学ぶ。過去に誰かが使っていたベッドや衣服、窓枠などを用いた大規模なインスタレーションで知られる。生と死という人間の根源的な問題に向き合い、場所やものに宿る記憶といった「不在の中の存在」を浮かび上がらせてきた。2001年、第1回横浜トリエンナーレに出品し、国内外で大きな注目を集める。以降、世界各国の美術館での展覧会や国際展に数多く参加。2015年には、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表として選出。2019年に森美術館で開催された個展「魂がふるえる」は66万人以上の入場者を集め、その後、韓国、台湾、オーストラリアへ巡回した。
近年の主な国内での個展に、「いのちのかたち」(2022、那覇文化芸術劇場なはーと/沖縄)、「塩田千春展:魂がふるえる」(2019、森美術館/東京)、「『胡蝶の夢』Art for Tomorrow 2018 - 京都府新鋭選抜展」(2018、京都文化博物館/京都)など。
2023年【後期】ゲスト一覧
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