戦前の日本における「カフエー」の歴史を「ジャンル論」という観点と、京都という場を設定して考えていきます。第一部では、1911年、東京銀座を場として、カフエージャンルが立ち上がりますが、地方の都市であった京都での対応した動きをみてゆきます。そのことを通して、ジャンル論という見方の特色と、地方都市京都でのカフエーの出現がどういうものだったかを考えます。第二部では、1930年に、大阪の大カフエ—資本が東京・銀座に進出しますが、その一年前に京都で次の展開を予言する動きがありました。1929年の京都におけるカフエーの状況を通して、カフエージャンルの変容と、大規模化の意味を考えます。
【受講者の持ち物】
筆記用具
【定員】
30人
【受講者の持ち物】
筆記用具
【定員】
30人
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日程
11月30日/土曜日
1時間目 13:00~14:30 1911年、「カフエー」ジャンルは銀座に登場し、京都にやってきた
休憩・ティータイム
2時間目 15:00~16:30 1929年、「カフエー」ジャンルは道頓堀で大きく変容し、京都に広がった -
時間
13:00〜16:30 ※1時間目のみ、2時間目のみの受講も可能です。
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会場
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出演・出展者
斎藤 光(本学ポピュラーカルチャー学部教授)
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予約
要
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料金
3,000円(単回受講 各2,000円)コーヒー・お菓子付き
斎藤 光(ポピュラーカルチャー学部教授)
大学院・東京大学大学院卒。生物学史・性科学誌・近現代文化誌などを研究。著書に『幻想の性 衰弱する身体』、共編著書に『性的なことば』など。最近、「京都の/と尖端少女」というテーマでモダニズムを調査中。また、日本の「カフェー」ジャンルを研究中。さらに、日本の分子生物学の歴史や生命倫理もリサーチ中。
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