受賞・出版等

芸術学部・デザイン学部の卒業生が『美術手帖』の特集「2020年代を切り開く ニューカマーアーティスト100」に掲載

芸術学部、デザイン学部、大学院芸術研究科の卒業生が、2021年1月7日に発売された雑誌『美術手帖』の特集、「2020年代を切り開く ニューカマーアーティスト100」に、今注目のアーティストとして紹介されました。
本特集は、日本を拠点に活動する、もしくは日本国籍を持つアーティストのなかから、キュレーター、批評家、アーティストが、いま注目すべきとして推薦した100名を紹介するものです。さらには、芸術分野のジェンダー不平等な状況を打破することも目的としており、男女同数の推薦者を選出されていることも特徴です。
紹介いただいた本学卒業生のアーティストは、大学卒業後も制作活動を継続し、全国各地の芸術祭への出展するなど、精力的に活動を行っている若手アーティストたちです。
ぜひご覧ください。

掲載紙

出版社 美術出版社
出版日 2021年1月7日(木)
 

掲載アーティスト

鮫島 ゆい

2010年 芸術学部版画コース卒業
近年は絵画表現を中心に『みえるものとみえざるものを繋ぐこと』をテーマとする作品を制作している。
主な展覧会、受賞歴に、個展「境界のミチカケ」(2020年、2kw gallery、滋賀)、「 韓日藝術通信2019 「温度 / 온도」」(2019年、清州市立美術館別館ギャラリー、韓国 清州)個展「√ root 」(2020年、2kw gallery、滋賀)、「Dアートビエンナーレ2013 」(2013年、入選)など。

澤田 華

2014年 芸術学部版画コース卒業
2016年 大学院芸術研究科博士前期課程修了
印刷物や画像投稿サイトの写真に写りこんだ「正体不明の物体」を検証するため、写真を引き伸ばし、形態を分析し、3次元の物体として「復元」を試みるなかで、イメージの「誤読」が連続的に生み出されるプロセスをインスタレーションを提示する作品を制作している。
主な展覧会、受賞歴に、「あいちトリエンナーレ2019」(愛知、2019)、「群馬青年ビエンナーレ2019」(群馬、2019、奨励賞受賞)、個展「見えないボールの跳ねる音」(Gallery PARC、京都、2018)、「写真新世紀2017年度・第40回公募」(東京、2017、優秀賞受賞)など。

阿児 つばさ

京都精華大学デザイン学部デジタルクリエイションコース卒業
近年は生活における不可視の関係を問うプロジェクトを中心に、インスタレーションやパフォーマンス作品を展開する。主なプロジェクトに「花路里 (2016-)」、「幌 (2018-)」、「a? (2022-)」など。これまでに2019年「JCDN 国際ダンス・イン・レジデンス・エクスチェンジ・プロジェクト」(8/F Platform、香港) にてパフォーマンス作品の発表、2018年「the “nomnom” Book 図」(momurag、京都)にてインスタレーション作品の発表、個展を行う。
https://akotsubasa.xyz/

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