芸術学部版画専攻3年生の桑原里奈さんが外装デザインをした、一般財団法人 京都工場保健会の健康診断用X線検診車が完成し、6月16日に本学キャンパスにてお披露目会が開催されました。
このX線検診車は、「動物をモチーフに『女性が元気に明るく働く社会』を表現すること」をテーマに、京都工場保健会によるデザインコンペが学内で実施され、9名12点の応募作品の中から最優秀賞に選ばれた桑原さんの作品が外装デザインに採用されました。
桑原さんはモチーフにハチドリを選び、女性がもつさまざまな側面をカラフルな花で表現。桑原さんがデザインした検診車は今後約20年間、京都府を中心に近畿圏内各地での健康診断で活躍します。
お披露目会では、京都工場保健会 健診技術部の谷様から花束の贈呈があり、5月末に納車されたばかりの車内見学も行われました。
桑原さんは実車を間近で見ながら、「パソコン画面で描いていたデザインが、こんなに大きな車体にプリントされていて感動した」と感謝の言葉を述べました。
桑原里奈さん:最優秀賞受賞デザインのコンセプト
「女性が社会に羽ばたく、というイメージで動物をハチドリにしました。何故ハチドリにしたかというと花と相性がピッタリで明るさや綺麗さが増し、女性が明るく働くイメージを感じられるのではないか、と思ったからです。女性のイメージカラーは若い方から年配の方、エレガントさ、クール感、ガーリーさなど、女性の色んな面を色で表現しました。」
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