デザイン学科卒業生らによるイラストユニット「はらぺこめがね」が、絵本『すしねずみ』を出版

デザイン学科ビジュアルコミュニケーションデザイン専門分野卒業生の原田しんやさん、関かおりさんによるイラストユニット「はらぺこめがね」が制作した絵本『すしねずみ』が、ポプラ社より出版されました。

 

原田さんと関さんは、ともに本学を2005年に卒業。グラフィックデザイナーを経て、2011年に夫婦ふたりで「はらぺこめがね」を結成し、現在に至ります。「食と人」をテーマに、これまで『チキンライスがいく。』（2018 /あかね書房）や『ごはん山』（2020 /白泉社）、『かける』（2021 /佼成出版社）など、20冊以上の絵本を出版。ほかに、イラストレーションや音楽CDのジャケットアートを担当するなど、幅広く制作活動を続けているクリエイティブユニットです。

本書は、2019年出版の絵本『みんなのおすし』（ポプラ社）に登場する「すしねずみ」たちにスポットをあて、「はらぺこめがね」作品の中でもキャラクター性の高い物語に挑戦した意欲作です。すしネタを盗もうとこっそりすし屋に忍び込むも、強すぎるすしネタを前になにもかもうまくいなかい「すしねずみ」たちの奮闘が、チャーミングに描かれています。読み聞かせに最適な1冊となっていますので、ぜひお子さまと一緒にお楽しみください。