ジャンルを横断して画力を磨き、魅力的なキャラクターを生み出す
※キャラクターデザイン学科 2026年度開設(設置届出予定)
科目PICK UP
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さまざまな技法の基礎を体験し、描き方の応用を探りながら絵の上達に繋げる。
[マンガ基礎実習1〜4/1年]
CLIP STUDIOの初歩やデジタルデッサンといったデジタル描画、クロッキーを含む湿式画材と乾式画材によるアナログ作画を行います。また、企画の作法や西洋美術史ベースのキャラクターデザインなど、絵の上達と2年生以降の応用へ向けた技能と知識を学びます。 -
ドール制作に挑戦。キャラクターを立体的にとらえる力を養う。
[表現技法/2年]
素体ドールを使って、オリジナルキャラクターを立体で表現します。企画画を描き、作品を制作し、グラビア撮影を行います。2次元だけで成立するキャラクターではなく、3次元で成立するキャラクターを思い描き、それを造形・描写する力を養います。
4年間の学び
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1年次
FIRST
基本の「描く力」を伸ばす
キャラクターづくりの基礎を学ぶほか、デッサン、クロッキー、美術解剖学、デジタル作画などに取り組みます。自分の作品についてプレゼンテーションするなど、実際の仕事を想定した授業も。
授業例:デジタル作画(CLIP STUDIO PAINT)、人体クロッキー、美術解剖学、企画の作法、ゲームプランニング、ゲームデザイン基礎、3Dグラフィック基礎 など -
2年次
SECOND
デジタルイラスト、3DCG、ゲーム、 多様な表現をきたえる
描く力に応用力を加えていきます。デジタルイラスト技法、背景技法、絵本技法、3DCGによるキャラクター表現、ゲームのUIデザインなど多様なメディアに向けたキャラクターの展開方法を学びます。
授業例:デジタルイラスト技法、背景技法、絵本技法、クリーチャー作画実習、ゲームUIデザイン、デジタルスカルプティング、キャラクター造形論 など -
3年次
THIRD
チームで作品を制作する
マンガ、挿絵、デジタルコンテンツなどのゼミに分かれて学びます。また、チームでの作品制作に取り組み、マンガ学部の他のコースと連携した授業などで、チームワークの経験を積みます。
授業例:産学連携、ゲーム作画、人体研究、物語キャラクター論、イベント出展等学外への発信 など -
4年次
FOURTH
卒業制作に取り組む
イラスト、デジタルコンテンツ、立体など、自分に合う手法でキャラクターを創造します。また、作家デビューや就職に向けて活動していきます。
4年間で身につく能力
- 世界観に合わせたキャラクター構築力
- 企画からニーズを的確に理解する力
- プロとして通用するクオリティを生み出す専門スキル
学生作品集
施設
実習室
大型プロジェクターと、学生一人ひとりにモニターを完備した実習室。
PICK UP!
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液晶タブレット
大型の液晶タブレットが並ぶパソコンルーム
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A0対応 大型プリンター
大型プリンターで、デジタルデータを大きく出力できます。布地にプリントすることで、絵画のようにキャンバスに貼ることも可能です
フォトギャラリー
卒業後の進路
● 主な就職先
取得できる資格
● 中学校教諭一種免許状 (美術)
● 図書館司書
● 博物館学芸員
VOICE
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杉本 紗弥さん在学生 キャラクターデザインの学びから、世界が広がりました。
入学の決め手はオープンキャンパスです。相談コーナーで「キャラクターデザイナーに憧れている」と告げると、先生は、仕事の魅力だけでなく、難しさについても説明しながら、私の将来について真剣に考えてくださいました。学生と誠実に向き合ってくれる大学だと感じ、志望することに決めました。このコースの魅力は、キャラクターデザインについて、さまざまな角度から学べることです。たとえば、私は1年次の授業でゲームの企画制作に挑戦しました。作品の制作を通して、企画の骨組みになるコンセプトをしっかり固めること、そして、コンセプトに沿ってキャラクターをデザインすることの大切さを学ぶことができました。ここで生まれた企画が外部のコンテストで賞をいただいたことや、自分がゲームデザイナーを志すきかっけになったこともあり、忘れられない授業のひとつです。現在は、卒業制作の一環として、「人が直感的におもしろいと感じるデザインとは何か」を考えています。目標は、この謎を解明して、日常生活が楽しくなるような新しい商品やサービスを生み出すことです。卒業後は、ゲームデザイナーもしくは知育玩具の企画職に就き、研究成果を仕事に生かしたいです。 -
陳 龑教員 姿かたちはもちろん、 心の内側もデザインする。
キャラクターデザインとは何でしょう。それは、彼の外見はもちろん、暮らしている世界、生い立ち、心の中までも創造するということ。新しい生命を生み出すことに他なりません。あらゆるコンテンツづくりの中で、これがもっとも楽しい作業だと私は思います。もしも生き生きとしたキャラクターをつくりたいと思うなら、まずは生活を観察しましょう。生活を通して人間を知り、世界を知ることが、魅力ある人物を描くコツです。また、多彩な作品に触れたり、旅をしたりすることも大切。新しい知識や経験は、創作意欲を膨らませる源になります。このコースの特長は、現役のマンガ家やイラストレーターが画力を鍛えてくれるところ。知的財産権やキャラクタービジネスなど、理論の授業が充実している点も魅力です。また、留学生が多く、グローバルな視野で制作ができる点も良いところだと思います。もともとアニメ・マンガのファンだった私は、それを学ぶために留学し、今は仕事として関わっています。あなたも、好きなものと一緒に成長する道を歩んでみませんか。私自身が経験から得た気づきや学びも、皆さんにシェアしていきたいと思います。