芸術学部ビジュアルデザイン学科助手の六根由里香による個展「hit-and-miss」が、大阪市中央区のPOLで開催中です。
六根は、リトグラフやシルクスクリーンなどの版画技法で、日常風景に潜む、一言では言い表せないモノの形や質感を再構築した作品や、版画技法において欠かせない「なぞる行為」を用いて情報の複製と欠落に着目した作品を制作しています。
本展覧会では、2022〜2024年にかけて制作した作品群に加え、新作も展示されます。ぜひご覧ください。
ステートメント
hit-and-missは文字通りには〈あたり〉と〈はずれ〉です。転じて「無計画」「行き当たりばったり」「良いときもあれば悪いときもある」という意味があります。まさに私を表してくれるような言葉(!)です。
毎日同じ道を同じ時間にぼーっと歩く。途中、なんだこれと思わせるモノを写真で切り取る。唐突に階段から転げ落ちる。痛いと思ったすぐあとにまあこんなこともあると開き直る。繰り返しだけどまったく同じではないと、毎日感じている。そんな自分を形づくってくれたhit-and-missな家族に関心が向いている。いや、家族そのものではなくて、家族の周りにあったものに興味がある。それもやっぱり行き当たりばったりで、断片的なものだけど、それはそれでいいじゃない!
こうやってhit-and-missは繰り返します。
— 六根 由里香
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日程
2024年9月21日(土)〜10月6日(日)
休廊 水・木 -
時間
月・火・金 13:00〜18:00
土・日・祝 12:00〜19:00 -
会場
〒542-0012 大阪市中央区谷町6-18-29 2F -
出演・出展者
六根由里香(デザイン学部ビジュアルデザイン学科 助手/芸術学部版画コース 卒業/大学院芸術研究科博士前期課程 修了)
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予約
不要
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料金
無料
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