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日程
第1回 5月9日(月) 「ダンテが見た地球—「地獄篇」より—」
髙橋伸一(本学国際文化学部教員)
ダンテが永久追放されたフィレンツェの街は、その客死から約27年後、ペストの大流行に見舞われます。電子顕微鏡もない科学も未熟なヨーロッパ中世の想像力の世界に、今の時代から接近したいと思います。
第2回 5月23日(月) 「感染症の歴史から見た日本」
岩本真一(本学国際文化学部教員)
日本はこれまでも、感染症に苦しめられてきました。その歴史を繙くことで、現在に続く問題を考えてみたいと思います。
第3回 6月6日(月) 「HIV/AIDSから見た現代社会」
山田創平(本学国際文化学部教員)
1980年代にAIDSの原因であるHIVが発見されてから、適切な治療さえあればAIDSが「死ぬ病」でなくなるまで、約十年を要しました。この経験をもとに新型コロナウイルス感染症と社会の関係を考えます。
第4回 6月20日(月) 「江戸時代の凧文化—ユーモア・パロディ・風刺画—」
セシル・ラリ(本学国際文化学部教員)
京都から江戸に伝わった和凧は江戸時代に黄金期を迎え、江戸っ子精神から影響を受けて浮世の世界と融合しました。本講義では、江戸凧の形・絵柄の起源と、浮世絵に表された凧の意味についてお話しします。
【注意】パワーポイントで春画を提示します。
第5回 6月27日(月) 「日本と世界の茅葺き文化」
藤枝絢子(本学国際文化学部教員)
古くから草木は世界各地の住居に利用されてきました。本講座では、世界の茅葺き文化を概観するとともに、現代における発展的な継承について考えたいと思います。
第6回 7月11日(月) 「移民から見た日本—在日ミャンマー人の視点—」
ナン ミャ ケー カイン(本学国際文化学部教員)
世界では出生地で暮らしていない人の数はこの50年間で約3倍に増えています。一方、日本で暮らす移民(在留外国人)の数はどう変化していますか?具体的に在日ミャンマー人の就労や生活環境はどうなっていますか?出稼ぎ先として、移住先として日本が選んでもらえるように一緒に考えたいと思います。
第7回 7月25日(月)「人種の歴史から見た世界と日本」
中尾沙季子(本学国際文化学部教員)
2020年にはBLM運動が世界的広がりを見せましたが、「人種」をめぐる問題と日本の歴史は無関係ではありません。20世紀の日本において「人種」がどのように捉えられてきたかを通して、日本と世界の関係を考えます。 -
時間
10:30~12:00
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予約
要
コーディネート、司会担当
惠阪友紀子(本学国際文化学部教員)
登壇講師
高橋伸一(本学国際文化学部教員)
岩本真一(本学国際文化学部教員)
山田創平(本学国際文化学部教員)
セシル・ラリ(本学国際文化学部教員)
藤枝絢子(本学国際文化学部教員)
ナン ミャ ケー カイン(本学国際文化学部教員)
中尾沙季子(本学国際文化学部教員)
定員
受講料
日程
5月9日(月)、5月23日(月)、6月6日(月)、6月20日(月)、6月27日(月)、7月11日(月)、7月25日(月)
受講形式
※一部の講義はオンデマンド(講義の記録動画を視聴する形式)での受講となります。
受講者の持ち物
お問い合わせ先 CONTACT
京都精華大学 公開講座事務局
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5263
Fax:075-722-5440
E-mail:garden@kyoto-seika.ac.jp
受付窓口:公開講座事務局(京都精華大学 本館2F 学長室グループ)